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Blogで本を紹介しちゃいます。
先日、「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」という本を紹介しました。片付けに悩む方は多いようで、沢山の方から反響を頂く事ができました。今回は、そんな「たった1分で人生が変わる片づけの習慣」の続編でもある「たった1分で人生が変わる片づけの習慣 《実践編》」をご紹介したいと思います。前者を入門編とするなら、後者は実践編です。玄関や台所やオフィスといった身の回りのものをいかに片付けていくかが解説してあります。皆さんも、一度、チャレンジしてみてください。人生が変わる片付けというタイトルは伊達じゃありません。
前作を読んでいない人のために、あらためて言っておきますが、片づけは、あなたが思い描いている人生を実現させることのできる身近な方法です。●方つげには動機が必要
場所別の片づけの方法を紹介する前に、一番大事なことをお話ししておきたいと思います。それは片づけには動機が必要だ、ということです。実は、片づけけを習慣化するためには、「何のために」「誰のため」に片づけるのか、という動機を明確にしておくことが大切です。子供の頃、よく母親にこう言われていました。「玄関で靴を脱いだら、靴のつま先を玄関らそろえるのよ」と。私は最初、どうしてわざわざつま先を玄関に向けるのか、その意味が分かりませんでした。「靴を脱いでそのまま上がった方が早いじゃん。そろっていれば、いいんでしょ？」と思っていたんです。でも、違いました。「何のため」に、つま先を玄関の方に向けてそろえるのかというと、次ぎに靴を履くときに、スムーズに足を入れられるから。「誰のため」かというと、靴を履く「自分のため」。と同時に、玄関を出入りする「家族や来客のため」でもあるんです。誰もが玄関を気持ちよく使うための心使いなんです。
●ポストの片づけが習慣化するとお金がたまる
ポストには、請求書や明細書、税金の支払い通知書など、お金に関する重要書類がたくさん届きます。それらを毎日チェックし続けることで、「今月は使いすぎたな」とか、「○月△日に引き落としがあるな」といったお金の流れを、嫌でも意識するようになります。玄関のポストに古い新聞や請求書が溜まっているのはNGです。ポストから持ってきたきた手紙や書類などはその日のうちに開封して、重要度において保管するなり破棄するなりするのがいいです。
�〕絞慂�は机に置く前に手元で「いる」郵便と「いらない」郵便に分ける
�◆屬い蕕覆ぁ徑絞悗楼弧症�分をはがしてゴミ箱へ
��「いる」郵便は、その場で封を開け、中身を確認して所定の位置に保管する。
●ビニール傘が多いのは行き当たりばったりで生きている証拠
たくさんの傘を持っていても、いつも使う傘は決まっています。家族みんなに「いつも使う傘」を一本だけピックアップしてもらったら、残りの傘は予備1.2本だけを残してあとは処分しましょう。なぜ、ビニール傘ばかりが増えてしまうのか考えてみましょう。きっと、天気予報も見ずに外出してしまい、途中で雨に降られて慌ててビニール傘を買う、という負のスパイラルをくりかえしているのではなないでしょうか。すでにお話したように、「未来予想」する力をつければ、不要なビニール傘を買わずに済みます。
●ソファを第二のクローゼットにしない
片づけられないお宅にうかがうと、たいていのソファの上に、いろいろなモノが乗っかっています。取り込んだ洗濯物、脱ぎ捨てたジャケット、置きっぱなしのカバン…。もはや人が座る場所はありません。しかし、ソファが「第二のクローゼット」のようになっていたら、家族が集まる場所がありません。その結果、家族それぞれが自分の部屋で過すようになり、一家団らんもなくなってしまうのです。
●情報は生もの。新鮮なうちに味わうのがベスト
新聞や雑誌というのは油断するとあっと言う間にたまってしまうもの。何ヶ月も前の雑誌や新聞が散乱しているというご家庭も多いのではないでしょうか？「いつか読む予定」「読まないと損じゃないか」色々な意見があるでしょう。しかし、新聞や雑誌の一番の目的は情報を旬なうちに獲得する事が目的のはずです。新聞とは「新もの」を「聞く」という意味がありますから、旬なうちに情報を得ることが目的です。ですので、できればその日のうちに処理するなり処分するなりの選択が迫られます。
●冷蔵庫は「食料庫」ではなく「一時的な保管庫」と心得ろ
そもそも、冷蔵庫は何のためのものなのでしょうか。冷蔵庫は、食べ物の鮮度を保つための「一時保管庫」です。だったら、鮮度のいいうちに食べてしまわなければ、冷蔵庫に保管している意味がありませんですよね。だったら、どうすれば良いのでしょうか。買い物をする際に、「未来予想」をしながら選ぶのです。「お買い得だから、とりあえず3個くらい買っておこう」ではなくて、「このトマトは、明日のお弁当に持っていくサンドイッチに使おう。残ったものは、夕食のサラダにしょう」とか、「この豚肉は、今日の夕飯で半分使って、残りは冷凍して来週のシチューを作るときに使おう」とか。このように、未来予想をしながら購入すれば、冷凍庫が食品保管庫になることはありません。
●どんどん増え続ける「服」は方づけの大敵。元気の出る服だけ残す
服というのは片づけられない定番と言えるでしょう。女性物は特に流行のサイクルが早いので、一昔の前の服がしまってあるという方も多いかもしれません。その時どうするか、つまり「着たときに元気がもらえるかどうか」という基準で、残しておく服を選ぶこともオススメです。「この服を着るとモチベーションが上がる」「気持ちが引き締まる」という服を残しておきましょう。
●本棚・書斎・勉強部屋の状態はあなたの頭の中の状態
では、本棚はどのように片づけたら良いのでしょうすか。本棚にも「8割ルール」を徹底してください。そのためには、「いる本」と「いらない本」に分ける必要があります。まず本棚を見渡して、「購入したきり、無1ページも開かれることなく1年以上放置されている本」をすべて取り出してみましょう。その本は、あなたにとって、本当に必要でしょうか？必要ならば今すぐ読んでください。もし、すぐに読む必要がないならば、一度手放してみることをオススメします。●時間がないから片づけられないのではない。片づけないから時間がなくなる。
「時間がないから片づけられない」というのは言い訳です。というよりも、片づいていないから時間がないのだともいえます。片づいてない部屋で生活すると、必要なモノはすぐに出てきませんし、何をするにも時間がかかってしまいます。片づけに時間を使うことで、生活はスムーズに回りだし、さらに時間が生まれるという、いいスパイラルに入ることができます。
以上が、片づけの極意です。何か一つでも参考になれば幸いです。
