レバレッジ英語勉強法
本田 直之
朝日新聞出版
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英語が国民的に標準語になる時が刻一刻と迫っているのかもしれない。楽天やユニクロの英語公用化。日本のTPP参加でグローバル化の並がいっきに押し寄せてくる。日本語オンリーでしゃべる人と、外国語(英語)を駆使する人では色々な意味で格差がある。一番の問題は情報格差でしょう。海外のGoogleを使えるか、日本のGoogleオンリーで使っているかによって情報には雲泥の差がある。好むと好まざるに関係なく我々はグローバルピープルの一員となりつつあるだ。

英語学習方法は色々とあります。その中で今回お勧めしたいのが「レバレッジリーディング」で一躍有名になった、本田直之さんの著書「レバレッジ英語勉強法」です。

本書の中で語られている事ですが、「3ヶ月で英語をマスターするか、一生、英語を使えないまま過すのか?」という問いかけがなされています。本書はまさに、てこの原理のようにレバレッジをかける。短期間で英語をしゃべれるレベルまで持っていくための方法です。

●仕事にレバレッジをかけたいなら「思考法」を変換せよ!
本書は、英語を「学ぶ」本ではありません。英語が実践で使えるようになる「考え方」を身につけるための本です。
よく、英語と言うとネイティブが喋るような英語を想像しますが、本書て目指す英語のレベルは「通じる」という事をベースにしています。片言の英語でも相手に通じればOKだという事です。
わたしは「コミニュケーションツールとしての英語」を、何不自由なく使いこなせてますが、今でも完璧な「英語ペラペラ」ではありません。
●英語ができないと生じる「六つの格差」を認識する

1.情報格差
海外のGoogleおよび英語圏の情報が得られないという情報格差が生じてしまいます。
2.収入格差
外資系企業参入によって、英語の重要性がますます高まっています。英語がしゃべれる、しゃべれないによって、上司とのコミニュケーションやプレゼンでの出来が変わってきます。
3.時間格差
英語が喋れなければ、通訳を通す事になりますが、その分だけ時間の格差が生じてきます。
4.人脈格差
英語が話せだけで人脈が大きくなります。日本が1億3000万人だとすれば世界は67億人が相手になります。
5.楽しみ格差
6.思考格差
海外の文化や生活に触れることで、自分の中での情報や知識というのが蓄積されていきます。日本人とだけ付き合っていたので達成できない深みが生まれてきます。

●「ペラペラではない英語」こそ世界の主流だと知っておく

身近に、「日本語を話すアメリカ人」がいるとイメージしてみましょう。そんな人が言い回しを間違えても、「おかしな日本語だ!」と非難しないはずです。こう考えれば、英語のネイティブスピーカーに対して必要以上に身構える必要はないとわかります。ネイティブスピーカーは「完璧な英語を求めていない」という事を理解する事が大切です。

●従来の英語勉強法にある「7つのウソ」を見抜け!

1.AFNを聴くなど「英語のシャワー」を浴びる

「毎日、英語のニュースを聞いていれば、耳になじんで自然にマスター」できる。これは多くの人が実践している事だと思いますが、自分の興味の無い話は耳が無意識のうちに流してしまいます。

2.英語のテレビドラマや映画を字幕なしで見る

字幕なしで理解できるのは、同時通訳の次ぐらいの高難度のレベルです。24やERといった海外ドラマは多くが独特な言い回しで表現されています。なので、英語勉強には不向きと言えるでしょう。

3.とにかく英会話スクールに行く

これは英語学習の王道ですが、目的もなくただ単にスクールに通うだけでは、子供のお稽古事になってしまう危険性があります。

4.まずはTOEICを受けてみる

高得点=英語マスターという公式は成り立ちません。なので、点数が低いからといって落胆する必要はありません。

5.英語力をつければリスニングもスピーキングもOK

「まずは単語を3000覚えよう。5000になれば相当に理解度が進む」こんな事が言われたりしますが、闇雲に単語を覚えても意味がありません。少ない単語であっても、必要な単語を短期間で覚えることが大切です。

6.中学1年生に戻ったつもりで文法の教科書からスタートする。

英語が苦手だから中学の文法からスタートする。この心かげは大切ですが、「レバレッジ英語術」において、それは時間の無駄です。次第に飽きてイャになってしまうのがオチです。とにかく、英語にレバレッジをかける勉強法。これが大切です。

7.思い切って留学する

アメリカでもイギリスでも、語学学校にいるのはアジアやヨーロッパから来た「非ネイティブ」ばかり。そのうち日本人同士で固まってまうのがオチです。留学をするなら、英語圏の人が集まる場所にする事が大切です。自分を苦の場所に置いてみて、初めて留学の意義がでできます。

●「アウトプット」を基準に「インプット」すればムダがゼロに近づく
レバレッジ英語勉強法のいちばんのキモは、偏った英語を勉強すること。つまり勉強の範囲を極力、「狭く、狭く」絞っていくのです。忙しいビジネスパーソンが短期間のうちに、最小限の労力で最大限のリターンを取るには、「狭く絞る」ことが重要です。
本書では短期間で英語をマスターするために、偏った英単語を100個覚えることを薦めています。それに加えて「偏った英語の言い回し」を20個覚えることが大切だといっています。レバレッジとはつまり、てこの原理です。ある地点から一気に英語力が上達する。そのためには、まず、アウトプットを意識した英語学習。それに加えて、偏った英語学習の方法が必要だと説明されています。

この方法では1年や2年といった長期間の英語学習ではなく、短期間で英語をマスターします。冒頭でも紹介しましたが「3ヶ月で英語をマスターするか、一生、喋れないまま終わるか」の選択が迫られるのです。

●「習慣化する時間割」で英語を無意識レベルに刷り込む

英語勉強の一番の上達方法は無意識に英語を勉強する事です。1日のスキマ時間をうまく使って、必要最低限の勉強時間を確保しましょう。

・「作業興奮」を使って朝に集中する
誰の邪魔をされない朝の時間を使う事で、習慣化にもってこいです。脳の側座核という部分が興奮する「作業興奮」を利用しましょう。

・タスクを毎朝「確認&チェック」
スケジュールから逆算して、今日、すべきこと(例えば、単語を10個覚えるなど)を実践しましょう。

・「スキマ時間」はすべて英語に投資する
レバレッジ英語勉強法における3ヶ月間の勉強期間のうち、空いている時間の全てを勉強に振り向けましょう。身近に英語学習ができる単語カードを持っておくといいかもしれません。

以上がレバレッジ英語勉強法です。
3ヶ月間短期で英語学習をする。今までの常識とは異なる勉強法でしたが、レバレッジをかけるという点は合点がいきました。3ヶ月間みっちり勉強するのはハードルが高いかもしれませんが、それによって英語がしゃべれるようになれば、儲けものですね。

いざ、英語学習!

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