コンプガチャ2

「コンプガチャ」ショック 成長企業を直撃…時価総額2千億円が消滅 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

これは、コンプガチャ禁止に関する記事を読んでいて思った事です。
今回のコンプガチャ禁止の一件は、簡単に説明すると「景品表示法に抵触する可能性がある」という点で問題あるという指摘だった。つまり、ある設定のカード。つまり、Aというカード、Bというカード、Cというカードを手に入れるとレアなカードが手に入るという事になる。そのレアカードを手にするために1回100〜300円のがガチャを何度も引かなければならなかった。それによって5万円や10万円といった課金が問題視された。新聞情報になるが、ソーシャルゲーム会社は軒並みコンプガチャを禁止する方向で進んでいる模様だ。


ドリランド Doriland / Zengame


で、ここからが本題なのだが、今回のコンプガチャ禁止の原因となった景品法。これは、昭和37年5月15日に成立した法律で、そらに、その10数年後の昭和52年に「懸賞による景品類の提供に関する事項の制限」という項目が追加された。以下のページに簡単に説明してあるが、この改正の発端となった理由は、当時、爆発的な人気を集めていた「プロ野球チップス」の当り券だったらしい。先日も書いたが、ビックリマンチョコと同じパターンですね。ポテトチップスを食べずカードだけを手に入れる。その件に関しては、「懸賞制限告示5項」を参照すれば分かりやすい。以下のページに簡単に解説してあるので、引用してみょう。
Q 価格が100円のピンク、ブルー、グリーンの三つの色違いの商品で懸賞を検討している。それぞれの商品の中に各色の「当たり券」が入っており、3色の「当たり券」がそろうと応募できる懸賞を行いたいが可能か。

A この手法は、「カード合わせ」「絵合わせ」と呼ばれる2種類以上の異なる附票(当たり券)を特定の組み合わせで提示させる懸賞の方法である。この懸賞の方法は、昭和52年に公正取引委員会の告示改正に伴い全面禁止となり、以降の改正でも全面禁止とされている。(懸賞制限告示5項)

 懸賞の方法が禁止となった背景には、かつて、子供たちに人気のあったプロ野球選手やアニメーションのキャラクターのカードを集めると景品類がもらえるといった懸賞が爆発的な人気を呼び、カード欲しさに商品を買い続けることに親から苦情が多く寄せられたことや、特定カードの枚数を制限してカードを集めにくくするなど、企業側が不正行為をする可能性が指摘されたことがある。

 これを受けて公正取引委員会は、こうした懸賞の方法に対し、(1)それらが主に児童向けの価格の安いものに利用されるものであること、(2)児童の射幸心をあおるものであること、(3)すぐに当たるような気持ちにさせる方法であるため、懸賞の方法自体に欺瞞性が高いことや、児童は大人と比べ判断力が十分でないことなどに配慮し、このやり方自体を全面禁止した。

 2種類以上の附票を用いたものでも、「絵合わせ」に該当しない懸賞のやり方もあるので、詳細は、消費者庁の「『懸賞による景品類の提供に関する事項の制限』の運用基準」を参考するのがよいと思われる。

当たり券3種類そろうと応募できる懸賞は可能か?|JARO 日本広告審査機構
●何故、コンプガチャ禁止で「チョコボール」の金のエンゼルは禁止にならないのか?


ハッピーチョコボール発見! / Norisa1


皆さんもご存知だと思うが、森永が発売しているチョコボールというお菓子。子どもの頃、誰しも1度や2度は食べた事があるだろう。ロングセラーお菓子として今でもスーパーに並んでいる。言ってみれば、国民食といっても過言ではない。そして、その地位を不動のものとしたのが、「金なら1枚」「銀なら5枚」のフレーズでお馴染みのエンゼルシステム。簡単に言えば、おまけ付きのお菓子ですな。



先ほど紹介した景品法にある「この手法は、「カード合わせ」「絵合わせ」と呼ばれる2種類以上の異なる附票(当たり券)を特定の組み合わせで提示させる懸賞の方法である。この懸賞の方法は、昭和52年に公正取引委員会の告示改正に伴い全面禁止となり、以降の改正でも全面禁止とされている。」という一文。普通に考えると、チョコボールの金のエンゼル、銀のエンゼルも該当するのではないだろうかと思われる。しかし、混合ではなく、1種類のエンゼルシステムだから許容範囲なので合法化されている可能性がある。これが、「金・銀・銅」の3枚を集めると、おもちゃの缶詰がもらえます。的な事なら違法だったのかもしれない。この辺は専門家に聞きたい所である。

景品の中身はおろか、金のエンゼルの確率、銀のエンゼルの確率さえ公表されていない。昔のテレビ番組「よるこ」というものがあった。大阪ローカルでかなり前の番組なのだが、チョコボールで金のエンゼルがでるまで顔を写さないという企画が行われた。その時の映像がYouTubeにアップされているが、1260個買っても当りがでなかった。確か、2000個あたりで金のエンゼルがゲットできたと思う。

よるこ #24 金のエンゼル出るまで顔が映らないSP (1/3) - YouTube

チョコボール


先ほどの一分にある「特定カードの枚数を制限してカードを集めにくくするなど、企業側が不正行為をする可能性が指摘されたことがある。」2000個買って当らないなんて相当だと思う。射幸心を煽るというが、殆どのちびっ子が「金のエンゼルでろ!最低でも銀のエンゼル出ろ!」と思って買っている事は間違いない。そもそも、CMで大々的に「金なら1枚、銀なら5枚」と言っている時点で射幸心を煽っているのではないか。別に僕はチョコボールが嫌いなわけじゃない。でも、その謎に包まれた景品の正体が知りたいのだ。せめて当る確率くらいは教えてほしいものだ。誰もが一度は思うだろう、缶詰に「何が入っているんだろう?」と…。大人になっても気になるものですよ。

第一パンが発売しているポケモンの「デコキャラシール」も、当り券ができるとシールフォルダーと交換できるが、これも組み合わせできないのでセーフなのかもしれない。まぁでもこうやって見ると、微妙な線引きです。


金のエンゼル / kumazo


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