近所のニトリの照明がなかなか、おしゃれな物が多くて「狭い部屋だけど、こんな照明を置きたい」と思い、照明の本を何冊か読んで辿り付いたのが、この「頭がよくなる照明術」という本です。この本の何が凄いのかというと、内容は勿論のこと、照明というジャンルを扱いながら最初の数ページを除いて殆ど全てが文章で成り立っている点です。この文章から送られてくる説得力たるや、すごい。

この本を読んで、早速、ニトリの照明コーナーで照明を買ってきました。金額は約6,000円弱。とりあえず部屋に植物的なものもないですし、畳の部屋なので、間接照明は困難だったのですが、2月に買った液晶テレビで映画を観る際に部屋を暗くして観たかったので、液晶テレビの裏に置く関節照明を設置しました。いゃ良いですねー。目が疲れ難いですし、雰囲気出てます(↓こんな感じ)。今回は、そんな「頭のよくなる照明術」から照明の極意を紹介してみょうと思います。

照明


●あなたの生活が劇的に良くなる照明術。

冒頭の文章がすごい強烈。
日本にやってきた欧米人に日本の印象を尋ねると、ほとんどが「人は優しいし食べ物はおいしいし、最高!でも、照明だけは我慢できない」と口を揃えていいます。
日本の照明といえば家でも会社でも蛍光灯の青白い光がイメージされます。仕事では一生懸命働けと指令を与える効果がありますが、リラックスしたい家の中でも昼間のような青白い光がこうこうと光っているのは問題ですよね。場所にあった照明が大切です。

・間接照明と直接照明の大きな違いは見え方と感じ方。
日本の多くの住宅にある直接照明は床を直接天井から照らす照明。いわゆる「シーリングライト」と呼ばれるものです。おしゃれなレストランやホテルで見られる間接照明は壁や天井に光を当てて、その反射で間接的に床を照らす照明です。
明るいのが直接照明で、暗いのが間接照明なのか?と聞かれると、それは違います。

・電車男ではキャラクターの違いを光で表現している。

今さら電車男です。(笑)
・主人公の電車男→アニメやフギュアをこよなく愛する、いわゆるおたく平凡な彼の暮らしぶりを象徴するように、部屋の照明として、天井に丸いシーリングライトが一つの直接照明

・相手役の女性エルメス→寝室にもリビングにも、あるのは高価な照明器具。おもに間接照明でおしゃれにライトアップ。

ここまで気づかなくても、視聴者の印象に残るイメージは、電車男の部屋の場合、青白くノッペリした空間。ヒロインの女性の家はオレンジ色の光と影がリズミカルに織り成す豪華な空間。いわゆる庶民とセレブの違いが、青白い光とオレンジ色の光でしっかり表現されているのです。
・工事いらずで生活のなかにカンタン間接照明。

我が家のように、賃貸の家では大規模な照明工事を行うのは無理。でも、簡単に間接照明を導入する事ができます。
「やっぱり家ではくつろぎたいし、おしゃれにしたいから間接照明に替えたいけれど、工事ができないから無理だなぁ」とあきらめることなかれ。(中略)試しに、スタンドの光を壁のコーナーに当ててみましょう。暗かったときよりも、壁がぐっと広がるような気がしませんか?また、天井に当ててみると、天井がグッと持ち上がって高く見えます。
・プロの技のポイントは光の高さ・当てる場所
「思い切って部屋をガラリと変えようと思ったけれど、どうすればよいかわからない」「照明は好きだけれど、電気工事が必要なのではないかと思うと、恐くていじれない」よくこんな声を聞きます。でも、実際は工事不要で簡単に効果を大きくあげられる方法はいくらでもあるのです。

仝の色
光の高さ
8を当てる場所
光の色は大きくわけて2種類。「朝方や昼間の光の色、青白く、さわやかな色。人を活動的にします。」「夕焼けの色、オレンジの色。温かみのある色。人に安らぎを与えます。」光の高さは大きくわけて3パターン。
・高い位置からの光、おもに昼間の太陽と同じように、人の気持ちを活動的にする位置。
・低い位置にある光、地平線や水平線に沈みかける夕日のように、人をリラックスさせる位置。
・中くらいの位置にある光、高い位置と低い位置でけを光らせたうえにこの光を加えると、空間は立体的に美しいです。
・光の作法も卓越した千利休

古来の日本人も照明にはこだわりを持っていたそうです。特に、数多くの戦国大名に愛された千利休も照明にこだわりを持っていた人の1人だそうです。
一方、戦国時代の茶人・千利休は、昼光を積極的に活用するように茶室を南面につくったそうです。(中略)背を低くしてこの茶室に入ると、目の高さは畳に近くなります。その際に、窓から入り込んだ光が天井、壁、床の間の軸などに美しく反射する様子を味わえるように計算されていたのです。低い位置から見上げたときに、この小さな空間が一つの器として美しく見えるように計算された凝縮された美。
刀を部屋に持たせないために、わざと入り口を低く作ったという話も有名です。日本家屋に多く見られる砂利も防犯という要素に加えて、光の反射で中まで明るくしょうという古来の知恵です。

・読書や文章整理の際に視力を落とさない簡単な法則。
.僖愁灰鵑硫萍未呂笋筝下ろす程度に。
パソコンの画面が目線よりも上にあると、目が大きく開いて乾きやすい。画面を目線よりも下に置き、50センチほど離してみる。
光の角度を変えやすいスタンドを選択。
画面に反射しない位置に置く。利き手と反対側から照らせば、影ができにくい。
2萍未班屋の明るさの差を3対1以下にする。
画面が部屋よりも明るいと、目の負担が増す。また画面表示は大きくして、画面上の文字も太いものを使う。
せ兩はまっすぐに。
イスに深く腰掛け、軽く背もたれにもたれる。ひじをイスの背もたれや引き出しに置くと疲れない。
パソコンで作業をする事が多いので、これは参考になりました。パソコン画面を目線よりも下に置くと、確かに目が乾いた印象が薄くなります。

視力を落とさず映画気分でテレビを観るには?
たとえばテレビ鑑賞。目をしっかりケアしながら楽しんでいる人は意外と少ないようです。よく「テレビを観る時は部屋を明るくしましょう」といわれます。映画館気分で部屋を真っ暗にして画面を観るのは、目にとってNG!テレビ画面と周りの明るさに差があると、目が画面の明るさとそのうしろの暗い壁の両方に対して調節をくりかえしてしまうので、眼精疲労の原因になってしまうのです。

まずは間接照明で雰囲気づくり。天井の照明を消して、ソファの下に蛍光管を置きましょう。ソファの下からこぼでる光がすてきです。目線よりも下の灯りは人をリラックスさせる光。(中略)さらに、壁のコーナーや天井に光を。壁の一部にしか光を当ててないのに、いつもの部屋が明るくグーンと広くなった気がするはずです。仕上げは目のケアテレビのうしろに灯りを設置。すると目に優しく、ワンランク上のホームシアターの登場です!
これは我が家でも実践しましたが、壁に照明が当っているたけで、格段に目が疲れ難くなります。ちょっとしたホームシアター気分で映画鑑賞ができます。ニトリなら3,000円くらいだせば買えるはずです。(白熱電球は安いですが、電気代と熱の問題があるので注意が必要です。)

・突然の訪問客でもあわてず数秒で部屋を綺麗に。
急なお客様、あるいは特別な日を急遽、自宅でお祝い…。そんなときに、あわてない方法があるのをご存じですか?パッとできて、部屋も自分も綺麗に見える「即席モテ明かり」これに必要なのは、スタンドと布。布をテーブルの上にすっぽりとかぶせ、その下にスタンドを置いて点灯いるだけ。とってもお手軽なんです。聞いてみると、「なーんだ、そんなこと!」と思うかもしれませんが、効果は絶大です。部屋を暗くすると、そのテーブルから神秘的な光がこぼれ、異空間にいるような不思議な感覚。ほんのり下からこぼれる光は、そこにいる人の顔をきれにい見せてくれます。顔の下からの照明は、気になるエラのほう骨の影を消し、すっきり細面に演出。
照明改善の参考になれば幸いです。この本は2006年の発売で既に絶版のようです。読みたい方はマーケットプレイスか図書館をご利用ください。

追記:

ブクコメで、同じ本を紹介しているakiyanさんのブログを教えて頂きました。
正直、僕の陳腐な文章よりもこちらの方がいいのかもしれません。おいこら!(笑)

あなたの知らない照明術 : akiyan.com