ブログにおいて、よく勘違いされるのが「全ての記事がヒットしなくてはならない」という思い込みです。勿論、記事を書くのには時間がかかります。5分で書いた記事に何の反応もないのは許せるとしても、1時間や2時間かけて丁寧に書いた記事に何の反応もないと、正直、へこみます。ただ、その反応が無かった記事が何の意味もないのか?というと、答えは違うような気がします。


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野球に例えるな、勘違いされているのが、よいブロガー=「10割打者」だという事です。野球でも10割打者がいないように、ブログにおいても10割の確率でヒットを出す事は不可能なのです。野球においても同じように、3割、4割で十分に結果としては優れています。全打席ホームランを狙う必要はない。全打席ホームランを狙う事で全座席で空振りをするようでは、それこそ本末転倒と言えるでしょう。

●ブログにおける打率を上げるという事

ブログにおいての打率を上げる方法は、一つです。過去の記事、それも失敗した記事から何を学べるのか?という事です。

この表現は良かったけど、文章が長過ぎたなー。
これは情報の密度が低かったかもしれない。
これはもっとヒットしてもよかったのではないか?

など、失敗した記事から参考にする部分はいっぱいあります。僕も記事を書く事で、周りから笑われたり、批判され経験があります。自分が自信を持って送り出した記事が酷評された時は、それはショックてすし、落ち込みます。でも人は失敗からしか学べない。今までの失敗経験を生かす事、例えるならトレーニングする事で打率は上がってます。昔は書けなかったような記事がすらっと書けるようになる場合もあります。

●ブログを更新し続ける事の強み

スポーツ選手が練習を怠ると感覚が鈍るという話があるように、ブログにおいても更新を怠ると感覚というのは鈍ります。打率を上げるためにも、感覚を研ぎすませるためにも、毎日、ブログを更新する事は大切です。イチロー選手は殆どの試合に欠場せず打席に立つ事で、その高い打率を維持しています。下手な鉄砲数打てば当たるということわざがるように、下手でもいい、打率が下がってもいいから更新し続ける。そして、その打席を分析して次に生かす。天才が天才なのではなく、努力するからこそ天才なのです。イチロー選手は才能以上に努力を怠りません。それは、NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」でも放送されていたように。国民栄誉賞を受賞した松井選手は、畳がすり切れるほど、素振りの練習をしたという逸話が残っています。


そしてイチローのレーザービームが松井を刺す / Jun Seita


さぁ更新しよう。
打席に立つ事、記事が更新し、フィードバックする事で見えてくる世界へ、、、。