:マクドナルドを経営を7年連続のマイナスから7年連続のプラスに変えた、超話題の経営者「原田泳幸氏」の本を読んだよ。この前の1日限定の1,000円ハンバーガーじゃないけど、最近のマックは驚きがいっぱいだね。

:一時期のマックってイメージ悪かったよね。デフレの申し子っていうか、ハンバーガーが1個50円くらいで売っていた時は「マクドナルドおワッタ!!」と思ったもん。そう言いながら、私は毎日2個くらいマックのバーガー食べてたもん!お金無かったから超助かったよ!!テレ朝の黄金伝説も毎日ハンバーガー食べてたら優勝できるっていう裏技があった。

:僕は毎日、モスバーガーを食べていた、、とは、こりゃ口が裂けても言えんな、、。

:で、原田ちゃん(失礼!)は何をしたの?

:つまりは、イメージアップだよ。原田さんが社長の間にマックは6回も値上げをしているんだ。

:へぇー。でも、コーヒー無料とかやってたり、結構大胆だよね。私も並んだけど、さすがにコーヒーだげじゃ恥ずかしいからビックマックを頼んだけどね。(笑)

:そうなんだよ、マクドナルドで原田さんが手腕を振るった大きなポイントは、「メイド・フォー・ユー」つまり、注文を受けてから手作りするシステムを構築したりしたんだ。本の中で原田さんは、QSC&Vというのを掲げているんだ。

QUALITY(クオリティ 最高の美味しさ 安全性)
SERVICE(サービス 心温まるおもてなし クィックサービス)
CLEANLINESS(クレンリネス 快適な食事空間 清潔さ)

VALUE(バリュー 総合的な価値ある食事体験)

つまり、これが大事だと。

:私もマックに行ったらプラスチックと紙は分別してゴミ箱にら入れるもん!

:そういう事でもないんだけどな、、。
:ところで、彩ちゃんはマックに行ったら何を頼む?

:サラダ!って答えたいけど、私はがっつりと「クウォーター・パウンダー」を頼んじゃうな。うんうん、これが美味しいけど、食べた後の罪悪感が凄いんだよね。ダイエットしなくちゃ、って。

:それが本書の中でも強く言われている「リサーチに頼るな」という事なんだ。アンケートを取れば結局は、オーガニック、低カロリーっていう答えが出るんだけど、メガマックみたいなものが売れちゃうんだよね。

:マクドナルドは原田さんが社長になってから通算で6回ほど値上げしているんだ。でも売り上げは減るどころか伸びている。それは、価値があるものはお金を払っても欲しいという根源的な欲求からなんだよ。メガマックなんて690円ジーンズよりも高いけど、皆、美味しい美味しいって食べているし、買って良かったって思っている。

:彩がよく読むファッション雑誌も高いけど、全部読んだら「買って良かった」って思うもん。ただ、毎月何冊も買うと、肝心な洋服が買えないっていうオチだよ。部屋着なんて殆どユニクロだもん!

:よい人材を育てるために「若い人を一気に活性化させることこそ企業の永続的な成長に繋がる」と原田さんは言っている。最近はITとかベンチャーとか言うけど、結局は人なんだよね。社長がする事は商品をお客様に届ける事ではなく、いかに組織をマネジメントするかが大切だと思う。その上で本書では、以下のような事を綴っている。

「基本に立ち返る」
「強さをより伸ばす」
「リスクを取らないとチャンスは生まれない」
「リサーチで企画するな」
「ビジネスに終わりはない」
「変化は自分で起こす」
「ビジネスはスピード」
「サイエンスとサイコロジー」

:本書で強く感じた事は、やはりマクドナルドの強さというよりも、原田さんの改革の手腕だと思いました。いい経営者が居て業績が回復する。マクドナルドが7年連続の売り上げ減少の中で自力で復活できたと思わないです。

最後に、こんな言葉を紹介してみます。
英語で言うとチェンジ・リーダーシップ、変革するリーダーシップです。これには非常に痛みを伴います。目先のものを捨てなければいけないときがあります。ですが、目先のものを捨てられないと、明日の機会点を潰してしまったりするわけです。


:原田さんってすっごーい人なんだね。でもちょっと難しいかな?お腹も空いたし、マックに「ハバネロバーガー」買いに行ってこよーっと!!

:おいおい、、。