データという程詳細なデータはのってないけれど、暇つぶし程度に読むには良いかもしれない。本書では格差をテーマに、ベンツとカローラ。0円クレジットとブラックカードなど、比較している。例えば、東京の港区では10人に1人がベンツを乗っている計算になっているそうです。逆に所得の低い地域では、軽自動車や安い車が売れている。

ただ、言っておくと、ベンツとってもピンキリという事はふまえておきたい。例えば、入門車として売られている軽に近い車種から1000万円を越えるGクラスまで様々なラインナップがある。もっと極論を言えば、それが新車なのか中古なのか。それとも買って数年の車なのか?という事はよく分からなかった。以外にもプリウスも売れているデータもあったのかもしれない。ただ、関西の高級住宅街「芦屋」のように、貧乏人と金持ちには大きな差がある事は事実だと思います。金持ちが貧乏人を差別し、貧乏人が金持ちを憎む。それが社会というものです。それは、ONE PIECEでは言う天竜人と庶民みたいな関係なのかもしれない。

試みとしては面白いけれど、やはり貧乏人のボクとしてはイマイチぴんと来なかったです。
雑学としてへぇーそうなんだ感覚で読む事をおすすめします。