Studio Ghibli / Dick Thomas Johnson
宮崎駿監督作品「風立ちぬ」が興行収入100億円を越える勢いで大ヒット公開中だ。ジブリ作品といえば老若男女問わず国民的なアニメーションを数多く配給している。そんなジブリを支えるのは、アニメ監督である「宮崎駿」その人だ。そんな宮崎監督であるが、宮崎氏のサインを持っているという人は少ないはずだ。有名人となればサインというのは必須であると言われるが、市場にも殆ど出回らないほど宮崎監督のサインはレアとされている。
そんな理由をR25が綴っている。それによると、宮崎監督のサインを書かない理由として、、
宮崎駿監督は、サイン色紙が30万〜50万円という高値で取引されていることに、辟易しているそうだ。50万円という金額はすでに「ビジネス価格」であり、ファンのために書いた色紙に値段が付いて独り歩きしていることを、とても悲しんでいるのだという。だから、ずっと以前から国内では一切サインを書かないようにしているのだそうだ。という思いがあるそうだ。例外として、東日本の被災地に行った際に子供たちにサインを配っているが、その理由はこのようなものらしい。
東日本大震災の際、お子さんを対象にサイン会を行ったのは、被災者が、自分のサイン色紙を売ることで多少なりともお金になるなら、そういう形でもお役に立てればよい…という思いがあったためだそうだ。つまり「売ってもいいよ」という暗黙の了解のもとに開催されたサイン会だったのだ。との理由があったそうだ。
ファン心理としては、高額でも宮崎監督のサインは欲しいものだが、こういう話を聞くと複雑な気持ちになる。ちなみに、ドラゴンボールで有名な鳥山明氏のサインはまんだらけで15万円ほどで買い取りしてくれるそうだ。ただ、やはりサインは本人から欲しいものだ。