今日、2つ面白い記事を読みました。一つ目は人気ブロガーであるイケダハヤトさんが書いた「プロブロガーになる」ための難易度が上がってきている件について : まだ東京で消耗してるの?という記事。そして、それに対してネタフルのコグレさんが書いた記事「[N] プロブロガーになる難易度は上がっているのか?」です。弱小ブログのボクからすれば、そんな話を出来る事自体が凄いわけですが、この2つの記事を読んで思った事が1つあって、それはつまり、

どちらのブログも読者のニーズに合っている。

という事です。

●読者が求める記事を書け。

簡単に言えば、読者が求めてるいる記事をお2人は書いているという事です。
まずイケダハヤトさんが言う「元祖プロブロガーのコグレさんは象徴的ですが、昔は淡々と更新すれば十分稼げたんですよね。」という言葉。これはウソだと思います。そして、イケダさん「読めばわかるとおり、彼のブログは超淡々としています。個人の色はほとんど感じません。ニュースサイトに近い存在なので、記事を読んでいてすげー面白いかと言われると、別に面白くはありません(念のため、disりじゃないですよ)。」ここが超重要で、イケダさんにも共通している事ですが、別に個性がある事が人気ブログの理由ではない。読者が求めているものは個性ではなく、自分にとってそのブログが有益かどうかです。つまりは、読んで面白いかどうかです。

コグレさんの話に戻すと、ネタフルさんは淡々と更新しているからこその個性なんてすよね。イケダさんは誤解してますが、イケダさんも淡々と更新している事が個性なわけです。自分は個性があるから人気なんだ。というのは誤解です。では両者に共通している事は何かというと、

ブログの内容が丁度いい文量。

という事だと思います。
逆の意味では個性が無くても丁度いい文量の記事を淡々と更新していけばプロブロガーになれます。

●読者は個性なんて求めてない。個性が主ではなく、個性はおまけ。

これはうちのブログが一番ダメな部分ですね。イケダさんとコグレさんの全ての記事の統計を取ったわけではありませんが、うちのブログの統計ではブログの訪問時間は平均で30秒〜1分くらいです。たぶん、これは殆どのブログに共通する事だと思いますが、幾ら良い記事を書いた所で読まれなければ意味が無い。殆どの人はGoogleやYahooを経由して来るわけですが、イケダさんの記事を読みたいっ!コグレさんの記事を読みたいっ!という人は少数はであって「iPhone6 格安SIM」で来る人。つまり「iPhone6を格安SIMで運用する情報を1分くらいで知りたい」が多数なわけです。

そもそも個性なんて求められてないわけでけです。
逆の意味では長文を大量に書いて自己満足している。その自己満足をアクセスが来ない理由にするのは無理があります。

プロブロガーに対するハードルが上がったわけではなく、個性のあるブログが増えた。逆にニーズに合ったブログが減った。それが答えなのかもしれません。最後まで読んで頂けて幸いです。