グロースって最近世界的なトレンドです。Web2.0みたいな物で明確に定義された物ではないですが、簡単に言えば「短期間で爆発的ヒットする」という意味だそうです。例えば一昔前はそれこそ何十億、何百億円単位で広告費が必要だったものがITなどの普及によって、方法によって圧倒的に安価にそして劇的な効果を表す事ができる。それこそ、10%や20%ではなく、100%や2000%が可能。本書では、Facebookの日本副代表をしていた著者が日本でのユーザーを10万人からいっきに1000万人に増やした方法=グロースとしています。

ただ、正直に言うと本書は正確には「グロースか?」と思う部分もあるわけです。ボクは他のグロース
本も読んでますけど、最近話題のUberのようにギフト券を配布してみるとか、Gmailのように最初は招待制にして、ジワジワと人気を高めて結果的に数千万人に利用されるサービスにする。それが=グロースだと思うんですが、本書で語られているグロースは簡単に言えば日本的です。

Facebook、ヤフーなど著者が経験してきた事がベースとなってますが、例えばヤフー時代に若手を育成するために積極的に宴会の幹事を任せていたと、、それで、ある時その若手がガンダムで言うシャア的な演出をしたいと申し出たそうです。それ自体は良いのですが、その後にコスプレ衣装がジオン軍の下級兵士の物だった事をきっかけに著者が激怒したという話が載ってます。それは勿論、細かなディテールまで拘れという著者なりの激励だと思いますが、それはグロースと何が関係あるのか、、?

本書はグロースという話題のタイトルを使った日本人による日本的な著者の自伝であって、まぁ新卒なら「あ〜そうなんだ」と思うけど、正確にはグロースではないと思います。

もしグロースに興味があれば、外人が書いた本場シリコンバレーの物をおすすめします。