正直、またか・・という感想です。



これはAmazonのレビューでも言われてますが吹きかえの声優問題です。映画会社もシンプソンズ問題を筆頭に散々批判されてるんだから辞めればいいと思います。

声優ではタレントの柳沢慎吾さんと神谷明さんが参加されています。

ボクは100歩譲って声優がタレントなのは許せるとしても、吹き替えにおけるオリジナルの改悪が許せません。

もちろん、字幕版にはありませんが本編中のあるシーンで柳沢さんの持ちギャグである(あばよ!)と神谷明さんの北斗の拳の(お前はもう死んでいる)というセリフが入ってます。

えっ・・パックマンとドンキーコングの映画ですよ。

時代背景とかめちゃくちゃじゃないですかって感じました。

●あらすじ。

「ハリーポッター」シリーズのクリス・コロンバス監督による、レトロゲームキャラクターが大暴れするSFアクション。NASAが宇宙に向けて発信した友好のメッセージ。それが大きな誤解を招いてしまい…。

(Amazonより引用。)


●感想。

ハリーポッターのクリス・コロンバス監督という事で完成度は悪く無いです。

特に、冒頭の少年のアーケードでパックマンやドンキーコングのシーンを見ると、懐かしいな〜と感じる。

それが実際の世界に降臨したらどうなる?という物語は当時を生きた人間にとっては夢です。特に、物語終盤で最難関のドンキーコングのステージをクリアするシーン。ハンマーで樽を割ってクリアを目指すシーンは本当に興奮しますよね。それを最新のCG技術を使って再現する。ニコニコ動画だったら確実に(才能の無駄遣い)というタグが付きます。

ストーリー的には個人的には何とも言えせん。

ありがちな洋画の恋愛模様。

予想されるエンディング。

割と紳士的な宇宙人。

とにかく、本作はバーチャルのゲームが実際の世界に現れる。

現実社会に登場するパックマンを含めたピクセルが魅力です。

子供の頃の思い出。それを大人が本気で作ったらこうなりました、という映画です。

是非、子供の頃にパックマンやドンキーコングに熱中した方は字幕版でご覧下さい。(笑)