200万部、売れると思った……『もしドラ』の著者に話を聞くという記事より。
「実は書く前から、200万部売れるのは間違いないと考えていました」。今年の書籍ベストセラー1位に輝いた青春小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社、1680円)の著者、岩崎夏海さんは笑う。通称「もしドラ」。大ヒットの確信があったと語る岩崎さんに、自信の理由を聞いた。

もしドラの著者であり、人気ブログ「ハックルベリーに会いに行く」の管理人でもある岩崎夏海さんがもしドラのヒットについて語っています。
一言でいうと、ドラッカーさんの「マネジメント」が世の中に求められていたにもかかわらず、適切な形で供給されていなかった。僕はその間をつないだんです。

もともと持っていた潜在能力を引き出したのが小説である「もしドラ」のヒットの要因というわけですね。
5年ほど前、ネットゲームをやっていたときです。参加者同士が協力してモンスターを倒すゲームなのですが、進行がうまくいかず思い悩んでいました。そのとき、ドラッカーさんの本を参考に組織づくりをし、うまくゲームを進めているというブログを読んだんです。そこで初めて「マネジメント」を手に取りました。

これはNHKの「クローズアップ現代」に出演した時にも言ってましたね。ゲームはオンライン版のファイナルファンタジーだったそうです。
実は「マネジメント」を読んだとき、ほとんど瞬間的にストーリーが思い浮かんだんです。マネージャーという言葉は、「マネジメント」の中では経営者という意味で使われているんですけど、日本では部活動の女子マネージャーを思い浮かべるのが一般的です。それなら、もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら、自分のことと勘違いして、チームを運営し始めるんではないか、と。

岩崎夏海さんはずっと作詞家である秋元康さんの下で働きAKB48やとんねるずの構成作家として活躍していた時期があるそうですが、そこで得たエンターテイメント能力とドラッカーのマネジメントが見事に融合したのが「もしドラ」と言えるのかもしれません。先日、秋元康さんがテレビ東京の「WBS」という番組に出演した際、今年の出来事としてAKBではなく岩崎夏海さんの事を触れていたのが印象的でありました。

▼もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら