
ついに、「iPhone5」の発売がやってきました。この日を待ちわびていた方も多いと思います。「iPhone4」から「iPhone4S」の時はマイナーチェンジでがっくりした方も多いと思いますが、正真正銘のニューモデルの「iPhone」です。
一番の大きな変更点としては、画面が大きくなって本体が軽くなったという事です。既に、auとソフトバンクからの発売が決定していますね。どちらのキャリアを選ぶのかは利用者の好みですが(電波の良いauに乗り換える人も多いらしい)、キャリアとして一番の変更点は高速の通信規格である「LTE」に対応した事です。これによって、より高速に通信が行えるようになったわけです。そして、「iPhone」としては日本で初めてテザリング機能に対応した事は大きいてす。テザリングとは簡単に説明すれば、「iPhone」とパソコンなどを接続してインターネットを利用できるという事です。「これでモバイルルーターを持ち歩かなくてもパソコンがネットに繋がる」と喜んでいる人も多いと思いますが、実は、このテザリング機能は詳細を知らないと恐ろしい事態を招くことになるのです。
●iPhone5購入前に知っておきたい、本当は怖い「LTE」の7GB制限。
実は、「LTE」回線には大っぴらには説明されていませんが、使用上の注意が書かれています。
(↓こんなに小さく書いてある。)

via 料金・割引 | iPhone 5 | au
auの「iPhone5」で月額に利用できるデータ量の上限は7GBという事になります。さらに詳しく説明すると、7GBを超えた場合はauは以下のような手続きを取ります。これも細かい字で書いてありますが、ユーザー目線で言うと本当に大丈夫なのか?と不安になってしまいます。「iPhone5」発売時点でテザリングに対応していなかったソフトバンクも7GBという制限を設けていますが、auと同じく7GBを超えると通信制限がかかるようになっています。(2GBごとに2,625円かかります。)

via お得なプログラム/キャンペーンについて:iPhone 5|ソフトバンクモバイル
毎月のデータ量が7GBを超えた場合に請求月末まで通信速度が送受信最大128kbpsに制限されますが、別途お申し込みいただくことで制限なく利用いただけます(2GBごとに2,625円かかります)。・ソフトバンクモバイルもiPhone 5でテザリングを実施、月525円で7GB制限アリ - GIGAZINE

当月ご利用の通信量が7GB(テザリングオプション<オプション料:525円>加入時は500MB追加となります)を超えた場合、当月末まで通信速度が送受信時最大128kbpsになりますつまり、1ヶ月間でテザリングも含めた「LTE」回線の使用は7GBまで行えるという事です。それを超えた場合は、次の月までの「LTE」回線の送信時の通信速度が128kbpsに制限されますよ。という事です。小さい字で書いてありますし、一見すると、一般ユーザーに関係のない付帯情報のようにも思えますが、実は使い方によっては大変な事態が起きてしまうのです。7GBを超えたら本当に、月6000円のオンボロ端末です。この制限で一番困る人、もしくは恐怖に陥る人可能性が高いのがYouTubeなどの動画サービスを頻繁に利用する方です。
●本当は怖い?iPhone5
素人目からすれば、7GBという容量は十分なように思えます。じゃあ実際にどれぐらいの利用をすれば上限の7GBに到達するのか?auの料金ページに詳しい事は書かれていませんが、参考となるのが、ドコモの「LTE」回線である「Xi」(クロッシィ)の回線を間借りして、通信事業を行っている「日本通信」のページが参考になります。日本通信のサービスは月500MBという制限があるものの、月々の料金が1900円台からと格安なのが魅力サービスです。ここに、「500MBでどれだけ使えるのか?」という表があります。それによると…

via 500MBはどのくらい使えるの? | b-mobile 基本料 0円 SIM
7GBは7000MBなので、単純に計算すると500MBの14倍となります。つまり、サイトであれば3万2578回観覧する事ができます。普通にインターネットのサイトを見る分には問題ない容量です。しかし、動画の場合は500MBあたり62.5分なので、その14倍は868分。約14時間という計算になります。普通の画質で14時間ですから、パソコン用の高画質な動画を見た場合はもっと時間は短くなります。1日に1時間テザリングでYouTubeを観ただけで14日目には通信速度が128kbpsに制限されてしまいます。
スマートフォン用のYouTubeの動画を見る際にも注意が必要です。

via 500MBはどのくらい使えるの? | b-mobile 基本料 0円 SIM
単純計算で58時間観れる事になります。これは1日に換算すると約2時間の視聴が限度という事になります。行きの電車や昼休み、帰りの電車などでYouTubeを観ている方にとっては痛い問題です。
普通にインターネットのサイトを観覧する際にはテザリングでも問題は無いと思いますが、喫茶店や休憩時間に動画を1日2時間近く観ている人はこの上限に達する可能性があるという事です。そして、一番の問題が7GBを超えた場合には通信速度が強制的に128kbpsに制限されるという事です。これに陥ったら、殆ど月額料金をドブに捨てているようなものです。大体、光回線が200Mbps。ドコモの「Xi」(クロッシィ)が最大で25Mbps。今日、自宅で無線LANの速度を計ったら、約1.4Mbpsでした。この128kbpsがどの程度のものかというと、同じく「日本通信」が販売している「イオンsim」が100Kbps程度ですので、大体同じくらいの速度といえます。YouTubeにドコモの3G回線と速度を比較している動画があったので、体感としては動画が参考になると思います。
左が「イオンsim」です。
この速度では不満がでますよね。速度あっての「iPhone5」。実際まだ発売されていないので何とも言えませんが、これは付帯条項のように小さな文字で書くような小さな事ではないと思います。7GBの制限で128kbpsになるのを知らないまま、上限に達して困惑するユーザー多いのではないでしょう?これではおそらく、テザリングでサイトを見るのにも苦労します。YouTubeは観ないで。auとソフトバンクからそれぐらいの発表があっても良いと思います。本当は怖い、auとソフトバンクのiPhone5…あなたは新型を買いますか?


その特定ユーザ対策のために上限を敷いてる。
そもそも、どこのキャリアでも三日程度に過大なパケット通信を行えば通信速度制限を行うっていうのも通例。
まして7GBという上限も大半のユーザに影響が亡いことを見越して設定してある。
キャリアから言わせればそもそも、毎日スマートフォンでYouTubeを二時間も3G/LTE回線で見続けてる時点で使い方が異常だということだよ。