ラジオが本になって大丈夫なの?それが読む前の思いだった。しかし、良い意味で予想を裏切ってくれた。ラジオを活字にしたものが載っているだけだが、読んでいくうちに脳内なら春日氏と若林氏の声が聞こえてくるようだ。「飛行機でビーフを頼んでソースがなかった話」「ハマカーン浜谷氏と春日氏男2人での旅行の話し。後々、父親にゲイではないかと心配された。」「若林氏父親との野球の思いで」「敵ラグビーチームにスパイをしにいった若林氏の話」「何故か、Tシャツの乳首部分に穴を開け、変な快感を味わう春日氏の話し」。たぶん、肉声を聞いたら本の何倍も面白いのだろうという事が安易に想像できる。ラジオを聴くいいきっけかになると思います。次世代を担って欲しいお笑いコンビです。
本書は、「オードリーのオールナイトニッポン」の1周年を記念して出版された本です。基本的に過去の放送の中から厳選されたトークを文字に起こしたもの。若林氏、春日氏の掛け合いが絶妙です。文字に起こすとスピード感が無くなるのでは?とも思いましたが、文字でも十分に面白いです。ただ一つ要望があれば、ナイナイさんの「オールナイトニッ本」のようにCDが付いていたら、なお嬉しかったです。個人的には「オードリーのオールナイトニッポン」というオールナイト初回の模様がDVDで発売されているので、最寄のツタヤさんなどでレンタルしてみてください。


