テレビが不況だと聞く。テレビの急激な値下がりで、シャープやパナソニックといった日本を代表する家電メーカーが赤字を計上している。次世代のテレビと言えば各社が一斉に搭載した「3D機能」は、もはや、グリコのおまけ以下の価値しかなくなっている。そんな中、テレビ各社が搭載を急ぐのがネットに対応したスマートテレビだ。本書「スマートテレビ スマートフォン、タブレットの次の戦場 」そんな、テレビの未来が綴られている。スマートテレビ スマートフォン、タブレットの次の戦場 (アスキー新書)posted with amazlet at 13.01.10西田宗千佳
アスキー・メディアワークス
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●「スマートテレビ スマートフォン、タブレットの次の戦場」編。
アキト「スマートテレビ凄いらしいね。」
ユリカ「そうだね、でも私は機械オンチだからイマイチ分からないわ。携帯のメールでハートとか爆弾とはいっぱい使っちゃうけど、ビデオの録画も大変よ。」
アキト「まぁ簡単説明すれば、ネットに繋がるテレビだよ。昔のガラケーでワンセグが見れたでしょう?あんな感じだよ」
ユリカ「つまり、ユニクロの服がネットで買える、みたいな事?」
アキト「そうそう将来的にはネットでテレビ番組が買える時代になると思うけど、今のところはドクターペッパーみたいな不思議な味かな?アクトビラとかツタヤの配信サービスがあるけど、結局、分からないから使わない…みたいな?」
ユリカ「ドクターペッパーは不味くない!!」
アキト「食い付くとこそこなんかい!!」
ユリカ「アメリカでは結構、普及しているって聞くけど、どうなの?」
アキト「アメリカには日本でも展開しているフールとかネットフリックスという会社があるんだ。前者はテレビ局や映画会社などが共同で手がけるプロジェクト。後者はツタヤの巨大版と言えばいいのかな?アメリカではネット回線の3割をネットフリックス のサービスが占めているんだ。これは、低画質だけど月700円程度で映画がネット経由で見放題となるプランなんだ。すごいでしょ!」
ユリカ「わーすごい!それがあれば1日中好きなジャニーズのアイドルを見て過せるわ。洗濯はドラム式洗濯機。掃除はルンバ。食器洗い機に、ご飯はレンジ。もう私、最強ね。」
アキト「食事は外で済ますからキッチン道具はいらない。そんな歌詞があったけど、それじゃ結婚した後の旦那さんが心配だ…。」
ユリカ「全録テレビが凄いっ聞いたけど?テレビ番組を全部録画しゃうんでしょ、それって凄くない?」
アキト「それは凄い事だよね。東芝が出しているタイムシフトっていう機能がまさにそうなんだけど、6チャンネル30時間分。だから、ほぼ1日以上の番組を録画できるんだ。友達から(あの番組面白かったよー)なんていわれて(あっ録画してなかった!)なんて事があるけど、これから家に帰ってボタンを押すだけで視聴する事ができるんだ。僕的には、笑っていいとも!1年分録画できる機能が付いていたら嬉しいけどね。そもそも、保存用としてブルーレイに焼くほどのテレっ子だから、値段が高ければ買わないかな?」
全録型レコーダーは「少数の自分が見る番組を確実に録画しておく機能なのである。」ユリカ「結局、テレビはどの方向に向いていくのかな?」
アキト「テレビ番組自体は残るだろけど、観方は大きく変わるだろうね。今、若い人はテレビを見ないっていうけど、一度テレビから離れてしまったら戻るのは大変だよね。テレビ自体の売り上げはもう国内では殆ど伸びないと思う。地デジ特需みたいなものがあったけど、テレビを毎年のように買い換える人は稀だからね。スマートフォンそれこそiPhoneみたいに時期モデルが画期的に進歩していくなら買い換えるのかもしれない。噂ではアップルがテレビ開発しているらしいけど。」
他方で、単純に「つながる」だけではテレビを売る力にはならない、ということも、同時に言える。日本は5年以上にわたり、コネクテッドTVを作ってきた。だが、それが売上には反映されず、結局「地デジ移行特需」だけがテレビの買い換えを促してきたことからもわかる。今後、テレビのネット接続機能が単純に強化されたとしても、それが単に「つながった」だけでは売れないだろう。 画質についても同様だ。高画質化は大切なことだが、単純な高画質化ではなかなかテレビが売れない時代がやってきている。そのことから「テレビに画質を求める人はもういない。低価格な、あまり差別化されていない製品でも十分だ」という人も少なくない。ユリカ「テレビ番組というより、製品としてのテレビの今後が見えた気がします。何となく見ているテレビだけど、その裏では熾烈な競争と世界的な戦いを起こっているのね。」


