ティナ・シーリグ
阪急コミュニケーションズ
売り上げランキング: 652
スタンフォード大学の企業家育成セミナーで講師を勤めるティナ・シーリグ氏が、自身の16歳の息子に向けて贈りたい。20歳の若者にとって知っておいて損はない(知っておくと得をする)事が綴られている。20代という名前が付いているが、30代や40代の人が読んでも十分に参考になる。企業家講座を担当しているティナ氏だけあって、全体的にビジネスの臭いがする。冒頭である課題を出す「2時間で5ドルをいかに増やす事ができるか?」。それを元にビジネスを展開するグループがいる一方で、5ドルに一切手を付けずお金を何倍にもした学生がいた。問題を解決する事で大きな見返りを得る事ができる。これはビジネスの基本でありながら、本質的な事です。「お金儲けを意識する成功しない」。お金よりも大切なものは確かにある。チャンスを掴み取れ!
起業家精神とは世の中にチャンスが転がっていると見ること
人は成功からも学ぶ事が多い。でも、それ以上に失敗から学ぶ事も多い。
わたしは学生に「失敗のレジュメ」を書くことを義務づけています。私生活や仕事上、あるいは学校で犯した主な失敗をまとめてレジュメにするのです。それぞれについて、その経験から何を学んだかも書いてもらいます。学生は成功したことばかり書くのに慣れているので、この課題を出すと呆気にとられます。でも、レジュメを書き終えると気づきます。失敗というレンズを通して自分の経験をみることによって、自分が犯してきた過ちを受け入れられるようになるのだと
少しのリスクと少しの勇気で状況は劇的に変えられる。自分に勇気がも持てない。自信がない。そういう人には勇気を与えられるかもしない。
種明かしをすると、これまでの章のタイトルはすべて、「あなた自身に許可を与える」としてもよかったのです。私が伝えたかったのは、常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可を、あなた自身に与えてください、ということなのですから。じつはこれこそ、わたしが20歳のとき、あるいは30、40の時に知っていたかったことであり、50歳のいまも、たえず思い出さなくてはいけないことななのです。
20歳の全ての人へのプレゼント…。