今、僕の中でラジオが大ブームだ。世代的に学生の頃に皆がラジオを聴いていた世代ではないんだけど、数年前にキラ星の如く登場したインターネットでラジオが聴ける「Radiko」の登場によって今までノイズで断念していたラジオが鮮明に、簡単に聴けるようになった。本書「ラジオのすごい人たち」は著者が独断と偏見で選んだ今、聴いて欲しい34人のパーソナリティーを紹介している。冒頭で「ラジオは画のない音声だけのメディアだ」と断言しているように、今こそラジオが見直されてもいいもではないか?と思った。ラジオのすごい人たち: 今こそ聴きたい34人のパーソナリティposted with amazlet at 13.03.03豊田拓臣
アスペクト
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伊集院光――九〇年代が生んだ最後のラジオスター個人的に毎週聴いいるのは「オードリー」と「伊集院光」でしょう。たぶんラジオ通の中では「なんで、ナイナイのオールナイトが入ってないねん!」「ユーミンこそラジオの代名詞だろ!」みたいな意見があると思いますが、この本はラジオ通に向けた本ではなく、ラジオライトユーザーに向けた解説書みたいな位置づけだと思います。最近はテレビ離れという声を聞く。「テレビがつまらない」「くだらない番組ばかりだ」。そういう人こそラジオを改めて聴きなおして欲しい。ラジオの魅力はなんと言っても、生放送でパーソナリティが本音炸裂のトークをする事だろう。時には笑いを誘ったり、時には大真面目なトークを展開したり。時にはエロい話をしてみたり。そのバランスが絶妙だ。それに加えて、えっ!こんな人がこんな話をするの?(福山雅治がAVについて熱く語ったりする)が面白い。
小島慶子――ラジオに注目を集めた原動力
宮川賢――「踏み込める限界」まで行く孤高の求道者
ピストン西沢――FMラジオの常識を変えた変幻自在のトリックスター
ふかわりょう――疾走感溢れるテンポで突っ走る“ROCKETMAN"2
宇多丸(ライムスター)――“地に足のついた"スタイルに進化した土曜夜のキング
山里亮太(南海キャンディーズ)――「バーチャル会話」の達人は偉人と肩を並べられるか! ?
吉田尚記(ニッポン放送)――オタクとネットの申し子的ギャラクシー賞パーソナリティ
外山惠理(TBS)――“江戸の香り"と天真爛漫さが魅力のTBSの下町娘
オードリー――テレビとは立場が逆転してしまう人気“ズレ芸"コンビ
安住紳一郎(TBS)――遊び心溢れるトークで日曜日を楽しませる「TBSの顔」
ビビる大木――うまさを隠して場を明るくする名勝負製造機
SHELLY――情報処理と言葉選びが抜群の百点満点DJ
しまおまほ――「土曜日の夜」に欠かせないぼんやりミューズ
バカボン鬼塚――「NACK5の快進撃を支える理想の中年
玉川美沙――中高年にはかけがえのない“癒し"のパーソナリティ
やまだひさし――ネタ投稿にこだわり続ける若年リスナーの兄貴分
ピエール瀧――計り知れないスケールでリスナーを包む「選ばれた男」
福田萌――自然体で普通、でも想像力たくましい次代の逸材
柴田あゆみ――素直な感性でアイドルラジオに新風を吹き込む注目株
小林悠(TBS)――“見た目と裏腹の爆発力で聴かせるTBS「期待の新人」
Wコロン――なぞかけだけじゃない! 庶民感覚でラジオを支える名コンビ
眞鍋かをり――自分まで笑い飛ばせる「別格」の元アイドル
きゃりーぱみゅぱみゅ――「何となく」でロジックを超えてしまう天才モデル
吉田涙子(文化放送)――愛嬌あふれる東京一の愛され系アナウンサー
秀島史香――ハスキーで色っぽい声が特長の頑張り屋ナビゲーター」
赤江珠緒――昼ワイドの原点を聴かせる二〇一二年最注目のパーソナリティ 立川こしら――わざと」セオリーを破り、ラジオの常識を破壊する異能落語家
小島嵩弘、吉木りさ、関根麻里、西脇彩華――その他の「すごい人たち」
個人的には「オードリーのオールナイトニッポン」を毎週欠かさずチェックしている。普段のキャラクターに反して、大真面目な春日に対して。世の中をひねくれた目で見る若林。他にも、ここには載っていないけど、毎週聴いているのが「小室哲哉 Radio Digitalian」だったりする。小室さんが音楽について語る30分番組だが結構、面白い。きゃりーぱみゅぱみゅのラジオは番組内の10分番組だけど、20歳ながら恋愛感に対する解釈がすごいと思う。宇多丸(ライムスター)のラジオでの「シネマハスラー」は映画好きにとっては必聴の価値ありです。
昔はラジオを聴くためにはラジカセの前に座って時間まで待たなくてはならなかった。
そう考えると、今、ラジオの敷居は物凄く低いと思います。楽しいよー、ラジオ生活。


