唐突ですが、ドラえもんの科学系雑誌「ドラえもん 不思議のサイエンス」という雑誌に付いてくる付録がすごいです。前からこのシリーズは本屋に並んでいるのを見て気になってましたが、今回の付録はとても興味深くて面白いです。その名も「くるくる曲芸ジャイロドラ」。簡単に説明すると、「地球ゴマ」のような付録なのですが、ジャイロを使って曲芸のような動きをします。

まず、動画でその動きの不思議を見てもらった方が分かり易いでしょう。



簡単に写真でどのようなものか紹介してみます。

●本体

科学雑誌と付録がセットになっている商品です。
価格は大体1890円ほどです。

くるくる曲芸ジャイロドラ
科学雑誌の本は、例えば、植物の光合成であったり、付録にもなっているジャイロなどの解説が書かれています。ジャイロは位置を確認するために使われていたり、チップ型の超小型ジャイロがある。日常の中ではスマートフォンやWii Uなどにもその機能が備わっているという部分は、とても興味深い話でした。その他にも、光合成の秘密や世界最大の木は100メートル以上もあるとか、3Dプリンターの話といった面白い事がいっぱい書かれています。基本的に難しい事は書かれていません。子供向けだと思いますが、大人が読んでも「なるほどそういう事なのか」といった感想を抱きます。おもしろいです。

これが、付録です。開けると、こんな感じにパーツが入っています。

くるくる曲芸ジャイロドラ●組み立て

作り方がカラーページで解説されているのは助かります。
ジャイロの主軸みたいなものが結構、固いので差し込む時に少し注意が必要です。

くるくる曲芸ジャイロドラ
これが不思議な動きを生む正体であるジャイロ。これが中で回転する事によって、安定を保つわけです。雑誌の方の記事によると、ジャイロを簡単に説明すれば「回転する物体は、同じ姿勢を保とうとする性質を持つ」という事だそうです。

くるくる曲芸ジャイロドラ
基本的に中はほぼジャイロです。組み立ては簡単で、パーツを数個はめて中にセットするだけです。これだったら、子供でも十分に作る事ができます。

くるくる曲芸ジャイロドラ
中にジャイロを設置して本体を合体させたら完成です。

くるくる曲芸ジャイロドラ
本体に棒を入れて、引っ張る事で中のジャイロが回転する仕組みになっています。

くるくる曲芸ジャイロドラ
実際に、回して付属の台に設置すると、こんな感じで宙をくるくる回ります。まさに、曲芸です。解説書によると色々な技があるようで、ものさしの上を歩いたり、紐の上を歩いたりできるようです。縦でも横でもジャイロの効果によって曲芸のような動きをしてくれます。

くるくる曲芸ジャイロドラ

このシリーズは色々なものが出ているようで、ラジオであったりからくりロボットといったものがあるそうです。書店に最新号しか置いてありませんが、Amazonなどでは旧号も購入可能です。値段的に考えると、デアゴスティー二1冊分ですから、そんなに高くないと思います。春休みに親子で作るには丁度いいのかもしれませんね。次号は4月20日発売で「ピカピカフラッシュ 手回し アニメマシン」という付録が付くそうです。これも面白そうですねw