はてブでバズ部さんのSEOに関する記事が話題になっていた。SEOの基本と応用が丁寧にまとめられていて、同じブロガーとして刺激を受ける内容でした。はてブリニューアル以降、僕の得意としていたライフハック系の記事がトップに上げづらく(ブクマがつきづらく)なった印象があります。リニューアル以降、アクセスの源泉を検索エンジンに求めて思考錯誤の毎日です。だふん、バズ部さんの記事をブクマしている人の大半がブログなりウェブサイトなりを運営していて、自分のサイトのアクセス数を増やしたい、検索順位を一つでも上げたい!と思って記事を読んでブクマしたんだと思います。
ただ、SEOを施す事が必ずしもアクセスアップに繋がるわけではない。
今回は、そういう話をしたいと思ってます。
●SEOで検索上位に上がるという事。
よく、というかSEO的な記事を読むと「タイトルやコードをいじって検索エンジンに最適化させる。みたいな事が書かれています」が、僕のブログ経験から考えると、タイトルを最適化したからといって1位に表示される事は難しいです。勿論、「アプリをダウンロードしました」よりも「LINEというアプリが便利すぎて困る!」とか「ジョブセンスすごい」よりも、「無料のバイト求人!最年少上場社長の経営術がすごい」の方がアクセス数は多いでしょう。僕が知らない技術がある可能性もあります。ただ、その方法もGoogleの検索エンジンにおけるアップデート(ペンギンアップデート)などにより無効、あるいは逆効果が生まれる危険性はあります。検索エンジンはよりナチュラルな人気を好むようです。検索エンジンにおいては、上位3つの記事がアクセスの殆どを稼ぐ、と言われています。2ページ目以降の記事は殆ど意味がないと考えて差し支えありません。

SoftBank mobilephone "PANTONE 3". / MIKI Yoshihito (´・ω・)
●Googleは面白さを把握できない。
僕も色々とSEOの試行錯誤をしましたが、一つ断言できる事があります。それは、

ダンボー。 / Mayuki
逆の意味で、こういう事も言えるでしょう。
SEOの最適化で一番重要なのが「タイトル」だとされています。いかに検索されるタイトルを付けるのか。それは、Googleが提供する「キーワードツール」である程度把握する事ができます。例えば、この記事で言えば「SEO」や「検索上位」といったタイトルを付けると効果的だと、一般的には言われています。ただ、一つ問題なのが同じ考えをしている人が他にも沢山いるという事です。例えば、本のタイトルであったとしても、それは個人の書評ブログからネット書店に至るまで無数の記事があるわけで、タイトルを効率化したところでリンク数がそれなりになければ上位に表示されない。検索数の多いキーワードではプロのSEO担当者がページのコードにまで拘って検索上位に食い込ませる努力をしているわけですから、一丁一旦に検索ワードを付けたところで、上位に食い込める可能性は難しいです。例えば、「iPhone」というキーワードで1位になる事は殆ど無理だとお考えください。Apple、au、ソフトバンクあたりが上位です。
●素人にSEOは無理?の話
ある程度、競合の少ないワードでも競争はあります。例えば似たようなタイトル「例えば、ホリエモンの「お金はいつも正しい」という本のタイトル」があって、10件のリンクがある記事と、0件の記事では、前者の方が上位に表示される可能性が高いです。そもそも、タイトルをいじって検索で上位に表示されるのなら、こんなに簡単な事はありません。SEO業者も必要ないです。昔は通用していた「相互リンクによるSEO」も検索エンジンのアルゴリズムの変更によって、今では効果が薄いとされています。正直に言えば、もはや素人にSEOは無理と考え方が正しいのかもしれません。
●そもそも殆どのワードは検索されていない
これも忘れてはなりません。SEOで上位に表示される事を多くの人は望みます。僕も同じです。しかし、よく考えてみてください。そのキーワードは何回検索されていますか?日本の人口は大体1億3000万人です。そのうちネットを利用しているのが7000万人ほどいます。その人口が無数のワードを検索するわけですから、相当な人気ワードでない限りは爆発機なアクセスは期待できません。それは、先ほどのGoogle提供するキーワードツールで調べる事が可能なのですが、大体、僕の実感としては月間平均2000回ほどで優良ワードと呼べるでしょう。その中で検索順位1位が圧倒的に有利で、その2000回のアクセスを全ページで分け合うわけですから、1ワードで1日に100〜200回もくればすごいと思います。確かに、「Wikipedia」とか「バイト」といった検索ワードは爆発的なアクセス数を誇っていますが、素人がやっても3ページ目すら表示されないでしょう。

0915071233.jpg / deanj
●僕が書評ブログを薦めない理由
僕は、他人から「書評ブログってどうやって始めたらいいですか?」と聞かれた場合、「やめなさい」と言っています。その理由は検索経由のアクセスが圧倒的に少ないからです。そももそ、よく考えてみてください。10万部売れればヒットという書籍業界において、何人がその本の書評を読みたいと思いますか?例えば、最近紹介した「臆病者のための株入門」という本があります。Googleのキーワードツールで調べると月間の平均検索数は110回。たった110回ですよ。

そのアクセス数が、まず1位の「Amazon」に流れ、そのおこぼれが2位以降配分されるわけです。3番目ならまだしも、2ページ目以降なんて、殆ど雀の涙ほどのアクセス数しかありません。ここ最近、はてブで人気の「マインドマップ的読書感想文さん」の記事に書いてありましたが、あれだけ人気のブログでも1日で1000件ほどしか検索経由のアクセス数はないそうです。
検索ってそれほど厳しいのです。
●バズ部的SEOの秘密
たまに、バズ部さんが100万アクセス数を稼ぐ的な記事を書かれています。でも正直に言うと、殆どの人が達成不可能です。同じレベルでSEOの記事を書いて、バズ部さんのように100万アクセスを稼ぐ事は無理でしょう。先ほども説明したように、Googleは記事の面白さを認識できません。どんなに内容が良くても、リンク数が0なら順位は下です。よく検索していて、「あれ、これ中身薄くない?なんで、これが上位なの?」と思う事がありますが、検索とはある意味で、そういうものなのです。実は、バズ部さんのSEOには秘密があって、担当直入に言えば、「はてブ」を上手く利用している、という事なのです。
例えば、冒頭に紹介した記事のタイトル、
・SEO対策で検索順位の上位を独占するために私が行っている36の手順
このタイトルの付け方は上手いなー、って思います。
検索ワードに「SEO対策」という言葉と「検索順位 上位」という2つの黄金ワードが入っているからです。これがSEO的に働けば2つのビッグワードからアクセス数が稼ぐ事が可能です。

DSC_0235.JPG / Mayuki
で、本題。
僕はバズ部さんの記事を読んで参考にもさせて貰ってます。特に、タイトルの付け方が抜群に上手い。ただ、バズ部さんがSEOで100万アクセスを稼いだとは思ってません。
Googleはサイトのリンク数を重視する、と書きましたが、はてブで500ブクマとか、1000ブクマされるという事は、単純にブッマークページに1000件分のリンクがあるという事です。僕も何度かホットエントリー入りされてもらってますが、そのような記事は間違いなく検索エンジンでも上位に表示されます。
バズ部さんのアクセス数の源泉は、いかにSEOに最適化するか、ではなく、検索数の多いワードを散りばめて、はてブでいかにブクマを稼ぐのか。という事にあると思います。勿論、ブクマされるには=何かしらの良さであり有用さがある事を、忘れてはなりません。
SEOの記事は別として、タイトルの付け方や文章の書き方といったエントリーはとても参考にさせてもらってます。
実は、バズ部さんも検索エンジン経由で100万アクセスを達成しているわけではありません。バズ部さんの以下の記事の話によると、2012年9月のデータで一ヶ月の検索エンジン経由のアクセス数は6万5000件。つまり、1日に約2000件のアクセスしかない計算になります。バズ部さんのアクセスの源泉は検索エンジンでもSEOでもなく、はてブのトップに表示される事にあるのです。
大体、はてブのトップに表示されると2万〜3万アクセス。それが10回で20万〜30万アクセス。以下の記事によると訪問者が30万人でページビューが100万という事は、1人が大体3ページみている計算になります。
・5ヶ月で100万PVのブログを作成する為に実践した32の手順
例えば、ゴルフの教科書があって、こうスイングするんだよ。こうすればボールが遠くに飛ぶよ。と書いてあっても、すぐに真似できない。すぐにスコアが上がらないように。SEOの技術を知ったからといってすぐに反応が返ってくるわけではありません。
勿論、記事のタイトルが「ブログ名+記事タイトル」になっている人は「記事タイトル+ブログ名」に直すべきですし、「今日、ご飯を食べた」よりも「のり玉のご飯が美味しかった」の方が検索流入は大きくなります。
●1日に1万アクセス稼ぐ究極のブログ術
1日に1万アクセスと言えば人気ブログです。これぐらいのアクセス数があれば広告収入でそれなりの収益を上げる事ができるはずです。しかし、よく勘違いされているのが1個や2個の記事で1万アクセスを稼ごうとしている事です。先ほども言ったように、ビックワードで検索順位1を取る事はほぼ不可能です。だったらどうするのか?それは単刀直入に言えば、記事の数を増やす+スモールワードを貰うという戦略です。1つの記事に対して得られるアクセス数は1日に10件で大丈夫なのです。
一時期に流行った「ロングテール」という言葉があります。恐竜のしっぽのように、どこまで行っても0にはならない。Amazonが行っているビジネスモデルでもありますが、どんなニッチな本であっても1冊は売れるのです。それと同じように、記事数をどんどん増やしていけば検索で上位に表示されなくても、ある程度のアクセス数を獲得する事が可能です。よくブログは毎日更新し続ける事が大切だという所以は、そこにあります。
例えば、1日に1個更新して、1年に365個。3年間毎日続ければ1000個以上の記事がある事になります。これに1日10件のアクセスがあれば、それで1万アクセス達成です。ネタフルのコグレさんなどが、この好例でしょう。たぶん、ネタフルさんの記事は分解すれば殆どが少ないアクセス数でしょうが、圧倒的な記事数で月間で100万アクセス以上を稼いでいます。その中で偶然的にビックワードに変身する可能性もあります。その中で書き方のコツみたいなテクニックはありますが、それは書いているうちに自然と身に付くものだと思います。
一番いけないのが、SEO目当てで自分の好きじゃない事を書く事です。
これは苦痛ですし、何も楽しくありません。
ブログにとって大事なのは小手先できなく、中身だと思います。
SEOはほどほどにして、中身の質を上げる事に集中した方が効果大きいのではないかと、僕は思います。中身が良ければ、ブクマされますし、記事が他のブログで引用される可能性も高くなります。それはナチュラルなリンクです。つまり、それが最高のSEOなのかもしれません。
ただ、SEOを施す事が必ずしもアクセスアップに繋がるわけではない。
今回は、そういう話をしたいと思ってます。
●SEOで検索上位に上がるという事。
よく、というかSEO的な記事を読むと「タイトルやコードをいじって検索エンジンに最適化させる。みたいな事が書かれています」が、僕のブログ経験から考えると、タイトルを最適化したからといって1位に表示される事は難しいです。勿論、「アプリをダウンロードしました」よりも「LINEというアプリが便利すぎて困る!」とか「ジョブセンスすごい」よりも、「無料のバイト求人!最年少上場社長の経営術がすごい」の方がアクセス数は多いでしょう。僕が知らない技術がある可能性もあります。ただ、その方法もGoogleの検索エンジンにおけるアップデート(ペンギンアップデート)などにより無効、あるいは逆効果が生まれる危険性はあります。検索エンジンはよりナチュラルな人気を好むようです。検索エンジンにおいては、上位3つの記事がアクセスの殆どを稼ぐ、と言われています。2ページ目以降の記事は殆ど意味がないと考えて差し支えありません。

SoftBank mobilephone "PANTONE 3". / MIKI Yoshihito (´・ω・)
●Googleは面白さを把握できない。
僕も色々とSEOの試行錯誤をしましたが、一つ断言できる事があります。それは、
Googleの検索エンジンは有用なページを探すことはできるが、面白さまでは把握できないという事です。よく言われているように、Googleの検索エンジンは、引用数が多い論文は評価が高い、という理論に基づいていて、リンク数が検索の上位を決める大きな要因となっています。例えば、「この比喩はすごいよな」とか「このボケには笑ったわ」といった事を理解する事はできません。それはキーワードの出現数などで判断されているようですが、具体的に面白さは把握できません。勿論、リピーターを獲得するという目的でコンテンツの質を上げる努力は必要です。他にも、短いコンテンツの方が有利といった話も聞きますが、それも違うと思います。もし短さを重視するのではあれば、タイトルと一行のコメントが載っていれば上位に食い込む事ができるはずです。別の考え方をすれば、「記事が長い=キーワードの数が多い=検索上位」という公式も成り立ちません。

ダンボー。 / Mayuki
逆の意味で、こういう事も言えるでしょう。
Googleは記事の全てを把握していない。●SEO最適化のタイトルでアクセス数アップの嘘
SEOの最適化で一番重要なのが「タイトル」だとされています。いかに検索されるタイトルを付けるのか。それは、Googleが提供する「キーワードツール」である程度把握する事ができます。例えば、この記事で言えば「SEO」や「検索上位」といったタイトルを付けると効果的だと、一般的には言われています。ただ、一つ問題なのが同じ考えをしている人が他にも沢山いるという事です。例えば、本のタイトルであったとしても、それは個人の書評ブログからネット書店に至るまで無数の記事があるわけで、タイトルを効率化したところでリンク数がそれなりになければ上位に表示されない。検索数の多いキーワードではプロのSEO担当者がページのコードにまで拘って検索上位に食い込ませる努力をしているわけですから、一丁一旦に検索ワードを付けたところで、上位に食い込める可能性は難しいです。例えば、「iPhone」というキーワードで1位になる事は殆ど無理だとお考えください。Apple、au、ソフトバンクあたりが上位です。
●素人にSEOは無理?の話
ある程度、競合の少ないワードでも競争はあります。例えば似たようなタイトル「例えば、ホリエモンの「お金はいつも正しい」という本のタイトル」があって、10件のリンクがある記事と、0件の記事では、前者の方が上位に表示される可能性が高いです。そもそも、タイトルをいじって検索で上位に表示されるのなら、こんなに簡単な事はありません。SEO業者も必要ないです。昔は通用していた「相互リンクによるSEO」も検索エンジンのアルゴリズムの変更によって、今では効果が薄いとされています。正直に言えば、もはや素人にSEOは無理と考え方が正しいのかもしれません。
●そもそも殆どのワードは検索されていない
これも忘れてはなりません。SEOで上位に表示される事を多くの人は望みます。僕も同じです。しかし、よく考えてみてください。そのキーワードは何回検索されていますか?日本の人口は大体1億3000万人です。そのうちネットを利用しているのが7000万人ほどいます。その人口が無数のワードを検索するわけですから、相当な人気ワードでない限りは爆発機なアクセスは期待できません。それは、先ほどのGoogle提供するキーワードツールで調べる事が可能なのですが、大体、僕の実感としては月間平均2000回ほどで優良ワードと呼べるでしょう。その中で検索順位1位が圧倒的に有利で、その2000回のアクセスを全ページで分け合うわけですから、1ワードで1日に100〜200回もくればすごいと思います。確かに、「Wikipedia」とか「バイト」といった検索ワードは爆発的なアクセス数を誇っていますが、素人がやっても3ページ目すら表示されないでしょう。

0915071233.jpg / deanj
●僕が書評ブログを薦めない理由
僕は、他人から「書評ブログってどうやって始めたらいいですか?」と聞かれた場合、「やめなさい」と言っています。その理由は検索経由のアクセスが圧倒的に少ないからです。そももそ、よく考えてみてください。10万部売れればヒットという書籍業界において、何人がその本の書評を読みたいと思いますか?例えば、最近紹介した「臆病者のための株入門」という本があります。Googleのキーワードツールで調べると月間の平均検索数は110回。たった110回ですよ。

そのアクセス数が、まず1位の「Amazon」に流れ、そのおこぼれが2位以降配分されるわけです。3番目ならまだしも、2ページ目以降なんて、殆ど雀の涙ほどのアクセス数しかありません。ここ最近、はてブで人気の「マインドマップ的読書感想文さん」の記事に書いてありましたが、あれだけ人気のブログでも1日で1000件ほどしか検索経由のアクセス数はないそうです。
検索ってそれほど厳しいのです。
●バズ部的SEOの秘密
たまに、バズ部さんが100万アクセス数を稼ぐ的な記事を書かれています。でも正直に言うと、殆どの人が達成不可能です。同じレベルでSEOの記事を書いて、バズ部さんのように100万アクセスを稼ぐ事は無理でしょう。先ほども説明したように、Googleは記事の面白さを認識できません。どんなに内容が良くても、リンク数が0なら順位は下です。よく検索していて、「あれ、これ中身薄くない?なんで、これが上位なの?」と思う事がありますが、検索とはある意味で、そういうものなのです。実は、バズ部さんのSEOには秘密があって、担当直入に言えば、「はてブ」を上手く利用している、という事なのです。
例えば、冒頭に紹介した記事のタイトル、
・SEO対策で検索順位の上位を独占するために私が行っている36の手順
このタイトルの付け方は上手いなー、って思います。
検索ワードに「SEO対策」という言葉と「検索順位 上位」という2つの黄金ワードが入っているからです。これがSEO的に働けば2つのビッグワードからアクセス数が稼ぐ事が可能です。

DSC_0235.JPG / Mayuki
で、本題。
僕はバズ部さんの記事を読んで参考にもさせて貰ってます。特に、タイトルの付け方が抜群に上手い。ただ、バズ部さんがSEOで100万アクセスを稼いだとは思ってません。
Googleはサイトのリンク数を重視する、と書きましたが、はてブで500ブクマとか、1000ブクマされるという事は、単純にブッマークページに1000件分のリンクがあるという事です。僕も何度かホットエントリー入りされてもらってますが、そのような記事は間違いなく検索エンジンでも上位に表示されます。
バズ部さんのアクセス数の源泉は、いかにSEOに最適化するか、ではなく、検索数の多いワードを散りばめて、はてブでいかにブクマを稼ぐのか。という事にあると思います。勿論、ブクマされるには=何かしらの良さであり有用さがある事を、忘れてはなりません。
SEOの記事は別として、タイトルの付け方や文章の書き方といったエントリーはとても参考にさせてもらってます。
実は、バズ部さんも検索エンジン経由で100万アクセスを達成しているわけではありません。バズ部さんの以下の記事の話によると、2012年9月のデータで一ヶ月の検索エンジン経由のアクセス数は6万5000件。つまり、1日に約2000件のアクセスしかない計算になります。バズ部さんのアクセスの源泉は検索エンジンでもSEOでもなく、はてブのトップに表示される事にあるのです。
大体、はてブのトップに表示されると2万〜3万アクセス。それが10回で20万〜30万アクセス。以下の記事によると訪問者が30万人でページビューが100万という事は、1人が大体3ページみている計算になります。
・5ヶ月で100万PVのブログを作成する為に実践した32の手順
例えば、ゴルフの教科書があって、こうスイングするんだよ。こうすればボールが遠くに飛ぶよ。と書いてあっても、すぐに真似できない。すぐにスコアが上がらないように。SEOの技術を知ったからといってすぐに反応が返ってくるわけではありません。
勿論、記事のタイトルが「ブログ名+記事タイトル」になっている人は「記事タイトル+ブログ名」に直すべきですし、「今日、ご飯を食べた」よりも「のり玉のご飯が美味しかった」の方が検索流入は大きくなります。
●1日に1万アクセス稼ぐ究極のブログ術
1日に1万アクセスと言えば人気ブログです。これぐらいのアクセス数があれば広告収入でそれなりの収益を上げる事ができるはずです。しかし、よく勘違いされているのが1個や2個の記事で1万アクセスを稼ごうとしている事です。先ほども言ったように、ビックワードで検索順位1を取る事はほぼ不可能です。だったらどうするのか?それは単刀直入に言えば、記事の数を増やす+スモールワードを貰うという戦略です。1つの記事に対して得られるアクセス数は1日に10件で大丈夫なのです。
一時期に流行った「ロングテール」という言葉があります。恐竜のしっぽのように、どこまで行っても0にはならない。Amazonが行っているビジネスモデルでもありますが、どんなニッチな本であっても1冊は売れるのです。それと同じように、記事数をどんどん増やしていけば検索で上位に表示されなくても、ある程度のアクセス数を獲得する事が可能です。よくブログは毎日更新し続ける事が大切だという所以は、そこにあります。
例えば、1日に1個更新して、1年に365個。3年間毎日続ければ1000個以上の記事がある事になります。これに1日10件のアクセスがあれば、それで1万アクセス達成です。ネタフルのコグレさんなどが、この好例でしょう。たぶん、ネタフルさんの記事は分解すれば殆どが少ないアクセス数でしょうが、圧倒的な記事数で月間で100万アクセス以上を稼いでいます。その中で偶然的にビックワードに変身する可能性もあります。その中で書き方のコツみたいなテクニックはありますが、それは書いているうちに自然と身に付くものだと思います。
一番いけないのが、SEO目当てで自分の好きじゃない事を書く事です。
これは苦痛ですし、何も楽しくありません。
ブログにとって大事なのは小手先できなく、中身だと思います。
SEOはほどほどにして、中身の質を上げる事に集中した方が効果大きいのではないかと、僕は思います。中身が良ければ、ブクマされますし、記事が他のブログで引用される可能性も高くなります。それはナチュラルなリンクです。つまり、それが最高のSEOなのかもしれません。

