最近、はてブのリニューアルに伴いブクマシステムが大きく変化した。それは外観的だけではなく、中身についてもだ。先日アップした「 人を動かす文章力講座、誰も教えてくれない文章の秘訣。」という記事、たぶんリニューアル前であれば100ブクマは固い記事だった思っている。しかし、蓋を開ければブクマ数は27。それだけならまだしも、カテゴリーページから雀の涙ほどしかアクセス数が来ない。「なぜだ?って思った」昔ではあれば、カテゴリー別のページに表示されれば、1000アクセスくらいは普通だった。カテゴリー別は見られない。これがリニューアル後の変化だったりする。

で最近、ブログ読者を「はてなブックマーク」といったソーシャルメディアから、検索エンジン経由のアクセスに以降しつつある。まだ劇的な変化はないけど、将来的に大半のアクセス数を検索経由で稼ぐという事が目的だ。

●検索アクセスを増やすということ。

よく検索アクセス数を増やすというと、SEOが注目される。簡単に言えば、検索で上位に表示される技術の事だが、先日の記事にも書いたように、複雑なアルゴリズムにおけるGoogleにおいて、上位に意図的に表示させる事は素人には殆ど無理だろう、、と思っている。前の記事では狙うのは「ロングテール」。つまり、1記事で1000人ではなく、100記事で1000人を目指すべきだという話を書いた。


アクセス解析|Ameba (アメーバ)_20091025 / smashmedia


●中身の良さ=アクセス数は必ずしもイコールではない。

よく、人気ブログの管理人が「アクセスを増やすためには中身が重要です」的な事を言う。確かに、適当に書いた記事よりも丁寧に書いた記事の方が読者受けはする。しかし、個人的にそれは方便だと思っている。人気ブログであればあるほど、1ヶ月に更新する回数は多い。たまに、はてブなどで「私が100万PVを稼いだ方法」という記事が人気を集める。ただ実際、見てみると基本の基本しか書かれなくて、「本当にこれで100万PV稼いだのか?」と思う場合がある。


R0011247.JPG / imgdive


●訪問者して1分見てくれれば上出来。

我々は「長い記事=いい記事」という事を勝手に連想する。確かに、長く書いてあれば情熱を感じたりする。しかし、読者からすれば、それは勝手な想像でしかない。幾つかの人気ブログのPV系の記事を読んだが、一つ共通しているのはどんな人気ブログであっても「一人辺りのページビュー数は1〜1.5PV」が限度という事だ。「記事が沢山ある=長く読んでくれる=いっぱい記事を読んでくれる」というのは書き手の勝手な想像だったりする。それに加えて、1人あたりの訪問時間は、長くても「1分〜2分」ぐらいで上出来だったりもする。ゲームの攻略サイトでゲームを進める上で全てを読まなくてはならないのなら話は別だが、検索経由で来る訪問者の大半が求めているのは、記事の質でも長さでもない。例えば、「iPhone5S 発売日」で来たユーザーが求めているのは、書き手のAppleに対する情熱ではなく、単に発売日が知りたいだけだ。

そこに、「僕はアップルが大好きです」と書いてあったところで、何の興味もない。

●1分以内で読ませる記事を書く。

目下、努力中なのが1分以内で読める記事を書く事だ。
大体、このブログの訪問者の平均滞在時間が1分くらいだからだ。つまり、1分以上の記事というのは、どんなに長く情熱を込めて書いたところで、読者が読んでくれる確率が低くなる。だったら、記事を分解して複数の記事を書く方が、アクセスは集めやすくなる。


アクセス解析 2012.3.14-4.5 / uka0310


●結局、読者が求めているのはYahooニュース感覚。

今、一番ネット界で影響力があるものは何かと聞かれたら、真っ先に「Yahooニュース」それもトップページに表示される「Yahooトピックス」と答える。ブログもYahooニュースのようにならなければ、、と思う事はしばしばある。

●これからの「Blogで本を紹介しちゃいます。」。

これからは、管理人の興味範囲でニュース的な記事を増やしてみょうと思う。それに加えて、1つの記事に対する配分も短くしていこうと思う。どうしても語りたい事があれば長文になってしまう場合もあるが、読者にもっと読み易い記事を提供したいと思っています。

たぶん、今から始めて効果が出るのは最短でも1年後ぐいだと思う。
もっと面白い記事、もっと有用な記事を提供したい、そんな思いでこの記事を綴っています。

これからも、よろしくお願いします。