アップルの製品が円安の影響で値上げした、というニュースをお伝えしました。その反響は大きく「値上げ前に買えばよかった」といったものが多く寄せられていました。しかし、一部で噂されているのが、アップルが廉価版の商品を売るために既存製品を値上げしたのではないか?という話です。実は、アップルの値上げに先駆けてアップルは「廉価版のiPod touch」を発売しています。これは、背面のカメラを無くし、容量を16GBに限定した低価格商品です。この商品の価格は、現在、2万2,800円です。値上げ前の通常版の32GBのiPod touchが、2万4,800円でした(現在は2万9,800円)。

iPad - iPad mini Apple Store (Japan)


廉価版と通常版の価格は2,000円ほどしかなく「誰が買うんだ?」といった反応も多く寄せられていましたが、もし廉価版を売る戦略として既存製品の値上げに踏み切ったのであれば、アップルファンからの批判は絶えないでしょう。iPad miniの廉価版の発売も噂されていますが、アップルは今後、廉価版と高級品の境目と機能に関する境目が分かれそうですね。

6月のイベントで発表が噂される新製品の価格にも注目です。