僕:ずっと前から建築に興味があるんだ。日本の無味乾燥な建築ではなく、それ自体が存在感を持ち街にとけ込んだ素晴らしい建築。その中でも日本を代表する建築家が本書の著者である安藤忠雄さんなんだ。安藤さんの建築と言えば、代表的なのは、光が十字架のように入る「光の教会」だったりする。他にも、沢山の建築があるんだけど、これは是非、本書に載っている写真。もっと言えば、実物を見て欲しい。
彩:建築家ってすごいね。自分で自分の家を建てられるんだもん。
僕:凄いよね。でも何より凄いのが、安藤さんが生え抜きのエリートというわけじゃない所なんだ。普通、建築家というと有名な大学を卒業して有名な建築事務所に入って、そこで実績を上げて独立。みたいなステップを踏むけど、安藤さんは大学にも建築学科にも属していないんだ。これは家庭の事情もあるんだけど、お金が無くて大学に行けなかったんだ。
僕:それでどうしたのか、というと、大学の建築家に通っている友達に頼んで教科書だけを買って、それを貪るように読んでいたそうなんだ。昼はバイト、夜は勉強といった感じで、青春の殆どを勉強に費やしたそうなんだ。教科書で学ぶのも勿論なんだけど、それには飽き足らず様々な建築。のちには、解禁されたばかりの海外旅行に行ってヨーロッパを始めとした世界の建築を見て回ったそうなんだ。勿論、その時点でお金は殆どなかったらしい。
彩:今じゃ大学を卒業するのが当然。みたいな事を言われるけど、大学に行く事が必ずしも全てじゃないんだよね。
僕:その意味では今の学生のように引かれたレールの上を走るのではなく、自分の力で夢を掴む姿にはもの凄く共感を覚えるんだ。今じゃ卒業しても「大学を出てもする事がない」とか言うけど、学歴だけじゃない、もの凄い熱意を感じる。
彩:彩は特に夢とかないけど、やっぱりママとかが言うように大学はちゃんと出て、有名企業に入って結婚。みたいなゴールがあるけどね人生まだまだだって思うもん!
僕:本書のタイトルは「仕事をつくる」だけど、まさに自分で仕事を作りださなきゃいけないと思うんだ。誰かに言われるがままではなく、「こういうものをやりたい!」「こういう仕事をしたい!」といった熱意が必要なのかもしれない。
僕:その中でも人と人の出会いみたいなものが本書の大きなテーマだったりす。建築には建築家以上に、建築主の熱意みたいなものが必要なんだ。表参道ヒルズ、今では有名だけど、その計画は1996年頃まで遡るんだ。当然、住人からは猛反発されるんだ。そを建築家の熱意とプランで賛成に導く。他にも、建築にはアイディア以上に、予算や権利といった現実的な問題も多い。その中で安藤さんは様々な人と出会い、絆を深めている。
僕:最後に、若者に向けてのこんな言葉が印象的だと思った。
僕:おいおい、、。
彩:建築家ってすごいね。自分で自分の家を建てられるんだもん。
僕:凄いよね。でも何より凄いのが、安藤さんが生え抜きのエリートというわけじゃない所なんだ。普通、建築家というと有名な大学を卒業して有名な建築事務所に入って、そこで実績を上げて独立。みたいなステップを踏むけど、安藤さんは大学にも建築学科にも属していないんだ。これは家庭の事情もあるんだけど、お金が無くて大学に行けなかったんだ。
僕:それでどうしたのか、というと、大学の建築家に通っている友達に頼んで教科書だけを買って、それを貪るように読んでいたそうなんだ。昼はバイト、夜は勉強といった感じで、青春の殆どを勉強に費やしたそうなんだ。教科書で学ぶのも勿論なんだけど、それには飽き足らず様々な建築。のちには、解禁されたばかりの海外旅行に行ってヨーロッパを始めとした世界の建築を見て回ったそうなんだ。勿論、その時点でお金は殆どなかったらしい。
彩:今じゃ大学を卒業するのが当然。みたいな事を言われるけど、大学に行く事が必ずしも全てじゃないんだよね。
僕:その意味では今の学生のように引かれたレールの上を走るのではなく、自分の力で夢を掴む姿にはもの凄く共感を覚えるんだ。今じゃ卒業しても「大学を出てもする事がない」とか言うけど、学歴だけじゃない、もの凄い熱意を感じる。
彩:彩は特に夢とかないけど、やっぱりママとかが言うように大学はちゃんと出て、有名企業に入って結婚。みたいなゴールがあるけどね人生まだまだだって思うもん!
僕:本書のタイトルは「仕事をつくる」だけど、まさに自分で仕事を作りださなきゃいけないと思うんだ。誰かに言われるがままではなく、「こういうものをやりたい!」「こういう仕事をしたい!」といった熱意が必要なのかもしれない。
僕:その中でも人と人の出会いみたいなものが本書の大きなテーマだったりす。建築には建築家以上に、建築主の熱意みたいなものが必要なんだ。表参道ヒルズ、今では有名だけど、その計画は1996年頃まで遡るんだ。当然、住人からは猛反発されるんだ。そを建築家の熱意とプランで賛成に導く。他にも、建築にはアイディア以上に、予算や権利といった現実的な問題も多い。その中で安藤さんは様々な人と出会い、絆を深めている。
僕:最後に、若者に向けてのこんな言葉が印象的だと思った。
まず飼いならされた子供たちに野生を取り戻させたい。野生を残して子供たちが知性を身につけ、自らの意思で世界を知り、学べば、日本を生まれ変わらせる可能性を持つ人材が育つだろう。この国が再び生き残るには技術革命より、経済より、何より自立した個人という人格をもつ人材の育成が急務である。真の人格を育てる教育にこそ老化した人間と国家の再生にかかっている。彩:今度、彩の家のリフォームは安藤さんに頼んじゃおうかなー。
僕:おいおい、、。