既に新聞やネット上で多くの情報が氾濫している。イベント開始直前から「iPhone5S」「iPhone5C」「ドコモ参入」といった情報は出ていたが、今回のイベントで発表されたものをまとめてみょうと思う。個人的には「iPhone5C」がかなり低価格で発売された事には驚かされた。13日から予約開始という事で、期待している読者も多いかもしれない。
●廉価版のiPhone「iPhone5C」
iPhoneの廉価版モデルとして発表が噂されていたもの。名前は「iPhone5C」で、スペック的には現行のiPhone5と同じ4インチRetinaディスプレイ、A6チップを搭載している。素材は今までのガラスなどではなく、安価なポリカーボネートを採用してコスト削減を計っているそうだ。発売されるモデルは2種類で、16GBと32GBモデル。価格2年契約でそれぞれ、
16GBモデル 99ドル(日本円で約1万円)
32GBモデル 199ドル(日本円で約2万円)
現行のiPhoneは白と黒の2種類だけだが、廉価版には様々な色が存在する。
提供されるのは、白・緑・青・黄色・赤の5種類。
●指紋センサー搭載の純血iPhone5S
廉価版ではなく純血の後継機種。様々な変更点があるが、一番大きな点は新型で世界初の64ビットのチップ「A7」を搭載した事。これにより、従来の「A6」チップに比べてスピード2倍、CPUパフォーマンス40倍、グラフィック56倍高速になるそうだ。
カラーは3種類で今までの情報から分かっていたゴールドが新しく加わる。
価格は2年契約で以下のようになる。
(128GBモデルの登場も噂はされていたが、発表はされなかった模様。)
16GB 199ドル(約1万9,800円)
32GB 299ドル(約2万9,800円)
64GB 399ドル(約3万9,800円)
それに加えて大きな変更点になったのが、指紋センサー「Touch ID」を搭載した事だ。今までは数字や文字で認識していたが、現在のホームボタンに当たる場所に指紋センサーが搭載された。利用者がボタンに触れるだけでロックが解除できる仕組みだ。最初に登録する必要があるが、一度登録すれば1秒足らずで解錠可能。
●ドコモのiPhone参入
これも噂されていたが、報道通りドコモの参入が決定した。これは日本人にとっては端末の発表に匹敵するくらい衝撃的だ。という事で、iPhoneはau、SoftBank、ドコモの大手3社全てが取り扱う事になる。
●新型OSの「iOS7」は9月18日に決定。
新製品の発表直前に新型OSがリリースされる。これまで噂されていたが、新型OSは今までの外観とは大きく違う。フラットデザインと言われていて、新機能としては様々な設定をトップ画面で行う事が可能。ホルダーに最大で100個を越えるアプリを収納できる点も注目だ。
新型は勿論の事、iPhone4SやiPad等に対応している。まだ実際に触った事がないので何とも言えないが、リリース日にダウンロードするのには少し抵抗がある。
発売日は9月20日だそうだ。
via gigazine Engadget