ユーザーファースト。つまり、コンテンツの主導権がコンテンツの発信者から受けてに変わりつつある。例えば、今まで見て来たテレビが家族団らんではなく、スマホやタブレットでお喋りの道具として使用されている。それを言葉で表せば「セカンドスクリーン」。本書では、そんなスマホやタブレット、YouTubeやニコニコ動画で誕生する新たな広告についてスポットを当てている。例えば、番組と連動したテレビ新広島の「ひろしま満点ママ」の例であったり、するわけだ。
本書では(自販機をハグするとコーラが貰える)コカコーラの例であったり、米スーパーボールでのネットとの連携。五輪でのネット配信など、日米の新しい広告の形が紹介されている。例えば、日本では日本テレビ系で放送された「ダウンタウンの絶対に笑ってはいけない熱血教師24時」での、盛り上がりをスマホを経由して把握する仕組みだったりする。
今までの消費者は垂れ流される広告を見て、自分の趣味に呼応する部分だけを取れば良かった。良かったという表現というよりも、何となくで動いていたし、広告の手法としても以前として、4P(製品、価格、販売促進、流通)を重視すれば、それなりのヒットも見込めた。しかし、今の消費者は大きく変わっている。まさに、ユーザーファーストだろう。新しい広告の形として4S(社会的価値、参加ソース、共感、参加する仕組み)。つまり、今までの広告が垂れ流されるものだとしたら、新しい広告の形は能動的に消費者が行動している。自分がこれを欲しい、あれをしたい!ある意味で、よりワガママになった。
たぶん、サービスを提供する。広告を展開する事には当てはまる。ただ、本書におけるテレビ広告において、本書の中で紹介されている事例が正しいのか?については、不透明感が残った。確かに、ソーシャルて繋がれば面白いと思う。ただ、よく考えて欲しい。素人のTwitterにおけるつぶやきがそれほど面白いのだうろか?画面にテロップが出たから10倍面白くなるのだろうか?例えば、「めちゃイケ」や「世界の果てまでイッテQ」にTwitterが流れたからといって、それが面白いと限らない。
ただ、渋谷で10代、20代の女の子にテレビの視聴経路を聞いた話が紹介されているが、1位がEPG(電子番組表)で2位がTwitter、3位がCMといった話が紹介されているけども、コンテンツをより多くの人に見てもらうツールとしては良いのかもしれない。ある意味でテレビを再発明するような事を、テレビ局にはして欲しい。
広告の送り手はいいとしても、テレビ局側のソーシャルへの移行はコンテンツへの逃げではないか?と思ったりもする。TBSの半沢直樹の例もそうだけど、必ずもスホマやタブレットと連動したコンテンツが優れているとは思えない。それにTwitterが影響する事は勿論だけど、局側が意図的にブームを起こすのはより難しい。ただ、それを差し引いて、新しい広告の形が提示されている点は面白かった。今、広告に携わっているなら、是非、読んでおくと良いと思います。
テレビとスマホの視線争奪戦を生き抜くマーケティング思想。
本書では(自販機をハグするとコーラが貰える)コカコーラの例であったり、米スーパーボールでのネットとの連携。五輪でのネット配信など、日米の新しい広告の形が紹介されている。例えば、日本では日本テレビ系で放送された「ダウンタウンの絶対に笑ってはいけない熱血教師24時」での、盛り上がりをスマホを経由して把握する仕組みだったりする。
今までの消費者は垂れ流される広告を見て、自分の趣味に呼応する部分だけを取れば良かった。良かったという表現というよりも、何となくで動いていたし、広告の手法としても以前として、4P(製品、価格、販売促進、流通)を重視すれば、それなりのヒットも見込めた。しかし、今の消費者は大きく変わっている。まさに、ユーザーファーストだろう。新しい広告の形として4S(社会的価値、参加ソース、共感、参加する仕組み)。つまり、今までの広告が垂れ流されるものだとしたら、新しい広告の形は能動的に消費者が行動している。自分がこれを欲しい、あれをしたい!ある意味で、よりワガママになった。
たぶん、サービスを提供する。広告を展開する事には当てはまる。ただ、本書におけるテレビ広告において、本書の中で紹介されている事例が正しいのか?については、不透明感が残った。確かに、ソーシャルて繋がれば面白いと思う。ただ、よく考えて欲しい。素人のTwitterにおけるつぶやきがそれほど面白いのだうろか?画面にテロップが出たから10倍面白くなるのだろうか?例えば、「めちゃイケ」や「世界の果てまでイッテQ」にTwitterが流れたからといって、それが面白いと限らない。
ただ、渋谷で10代、20代の女の子にテレビの視聴経路を聞いた話が紹介されているが、1位がEPG(電子番組表)で2位がTwitter、3位がCMといった話が紹介されているけども、コンテンツをより多くの人に見てもらうツールとしては良いのかもしれない。ある意味でテレビを再発明するような事を、テレビ局にはして欲しい。
広告の送り手はいいとしても、テレビ局側のソーシャルへの移行はコンテンツへの逃げではないか?と思ったりもする。TBSの半沢直樹の例もそうだけど、必ずもスホマやタブレットと連動したコンテンツが優れているとは思えない。それにTwitterが影響する事は勿論だけど、局側が意図的にブームを起こすのはより難しい。ただ、それを差し引いて、新しい広告の形が提示されている点は面白かった。今、広告に携わっているなら、是非、読んでおくと良いと思います。
テレビとスマホの視線争奪戦を生き抜くマーケティング思想。