漫画家の原稿。マンガ家というと「ONE PIECE」や「ドラゴンボール」ようにコミックが数百万部も売れて、キャラクタービジネスで莫大な収入を得るイメージが強い。これは漫画「バクマン」のテーマもあるけど、殆どの漫画家は売れていない。その中で本書が注目するのが「マンガの原稿料」だ。少年ジャンプ、マガジン、サンデーなど色々な雑誌があるが、新人や中堅も含めて、マンガ原稿は限りなく安価に抑えられてる。本書では「千画家・万画家」という言葉を使用している。ジャンプもそうだと思うけど、新人で1ページ数千円。中堅で1万円そこらの原稿料しか貰えない現実。これではアシスタントを雇って殆ど手元には残らない。
漫画家の収入の源泉はやはり定期的に発行されるコミックだそうです。
しかし、80年代や90年代にあった漫画バブルが崩壊した今では、一部の人気作家を除いて、それほど収益が上がるわけではない。小学館の社屋が「オバQビル」、集英社の社屋が「アラレちゃんビル」と言われているように、雑誌的には一発ヒットを出すだけで、爆発的な利益が得られるのは事実。しかし、多くの作家が夢半ばで業界を去って行く。単行本が1万部ほどしか発行されない作品も少なくない。
ただ、雑誌を値上げしたりコミックを容易に値上げする事ができるのか?というと、答えは難しい。
例えば、ジャンプが500円。 コミックが1000円で買ってもらえるのか?という問題がある。
漫画界のタブーに切り込んだ珍しい1冊です。
帯に「爆笑エッセイ」とデカデカと書いてあるけど、割と硬派な本です。
漫画家の収入の源泉はやはり定期的に発行されるコミックだそうです。
しかし、80年代や90年代にあった漫画バブルが崩壊した今では、一部の人気作家を除いて、それほど収益が上がるわけではない。小学館の社屋が「オバQビル」、集英社の社屋が「アラレちゃんビル」と言われているように、雑誌的には一発ヒットを出すだけで、爆発的な利益が得られるのは事実。しかし、多くの作家が夢半ばで業界を去って行く。単行本が1万部ほどしか発行されない作品も少なくない。
ただ、雑誌を値上げしたりコミックを容易に値上げする事ができるのか?というと、答えは難しい。
例えば、ジャンプが500円。 コミックが1000円で買ってもらえるのか?という問題がある。
漫画界のタブーに切り込んだ珍しい1冊です。
帯に「爆笑エッセイ」とデカデカと書いてあるけど、割と硬派な本です。