前作、「ガリレオ容疑者Xの献身」に続くガリレオの劇場版です。やはり皆さん気づくように、湯川先生の相方が柴咲コウさんから吉高由里子 さんにバトンタッチ。ボク、柴咲さん好きだったんだけどな〜まぁその辺は大人の事情というやつなんでしょう。で、やはり多くの人が注目する点は「容疑者Xの献身」と比較してどうなのか?という事です。堤真一さん演じる石神の狂気迫る演技は良かったですし、狂気迫る展開も良かった。級友である湯川と石神という構図も面白かっです。最後の松雪泰子さんが真実を知って泣き崩れるシーンとか、、。
本作は東野圭吾原作の「真夏の方程式」を実写化。
前作との大きな変更点としては、
・タイトルにガリレオが無い。
・湯川先生の「実に面白い」を封印。
した事にあります。
家族の出生の秘密。そしてある殺人事件の謎、、。
「花火やっちゃ行けなかったの?」
「あの子が知りたくなったら教えてあげて欲しい。」
うわっっもうこれ以上言うとネタバレになる。
本作で最も衝撃的だったシーンは成実の父親である重治に対して湯川が全てを話シーン。それをマジックミラー越しに見ている杏が、鼻水を垂らし泣き崩れるシーン。この演技は凄いです。で、本作の影のテーマはやっぱり成長なんでしょうね。最後の電車のシーンで、少年は夏休みの間に少し成長していた。まさに、夏がテーマの作品に相応しいラストでした。
ファンからすれば、やっぱり500ページを2時間にすると原作の細かななニュアンスが描ききれてないという説も事実ではあると思います。それを良しとするか、、。
本作は東野圭吾原作の「真夏の方程式」を実写化。
前作との大きな変更点としては、
・タイトルにガリレオが無い。
・湯川先生の「実に面白い」を封印。
した事にあります。
●あらすじ。
美しい海の残る波璃ヶ浦にやってきた湯川。海底鉱物資源の開発計画の説明会に招かれ、旅館「緑岩荘」に滞在することになった。そこで湯川は一人の少年・恭平と出会う事になる。宿泊の翌朝、堤防下の岩場で男性の変死体が発見された。男は実は元警察官で、ある事件を追っていたのであった。事件が事故なのか殺人なのか、、。思わぬ形で事件に巻き込まれていく恭平、環境保護活動にのめりこむ旅館の一人娘・成実。過去に起こったある事件と、家族の過去が絡み合い明らかになっていくのだった、、。●感想。
まず言っておくと、めっちゃ切ないです。最初から最後まで切ないです。ネタバレを避けると、家族全員が秘密を持っている。そして、この物語のキーマンになるのが、湯川と一緒に旅館に泊まっている少年「恭平」なわけです。思わぬで事件に巻き込まれて行くという事を書きましたけど、これもめっちゃ切ないです。理科嫌いな少年、そして子供と一緒にいると蕁麻疹が出るという湯川は、何故か恭平に惹かれていく。ペッドボトルロケットのシーンはやっぱり感動的ですよね。少年の心を取り戻す。本作に共通事ですが、全てのシーンにおいて奇麗な海というのがテーマになっています。冒頭で杏演じる成実が海で泳ぐシーン。そして、ラストの海のシーン。そして交錯する海にまつわる秘密。家族の出生の秘密。そしてある殺人事件の謎、、。
「花火やっちゃ行けなかったの?」
「あの子が知りたくなったら教えてあげて欲しい。」
うわっっもうこれ以上言うとネタバレになる。
本作で最も衝撃的だったシーンは成実の父親である重治に対して湯川が全てを話シーン。それをマジックミラー越しに見ている杏が、鼻水を垂らし泣き崩れるシーン。この演技は凄いです。で、本作の影のテーマはやっぱり成長なんでしょうね。最後の電車のシーンで、少年は夏休みの間に少し成長していた。まさに、夏がテーマの作品に相応しいラストでした。
ファンからすれば、やっぱり500ページを2時間にすると原作の細かななニュアンスが描ききれてないという説も事実ではあると思います。それを良しとするか、、。