元NHKディレクターが知の巨人である6人にインタビューしたものを編集したものです。この手の本は時々出版されますが、この本の凄さはインタビューしている知の巨人の豪華さです。簡単に紹介すれば、「銃・病原菌・鉄」の著者であるジャレド・ダイアモンド、言語学のノーム・チョムスキー、「レ
ナードの朝」の著者であるオリバー・サックス、人工知能専門家であるマービン・ミンスキー、謎のインターネット企業アカマイのトム・レイトン、DNAの二重らせんを解明し、ノーベル賞を受賞したジェームズ・ワトソン。二重らせんに関しては、様々な著書が存在してますが、これだけの巨人を集めた著書がNHKから出版されている事に驚きです(翻訳ではないですよ、、)。
で、本の内容をかいつまんで説明すれば各種の専門について、著者が様々な視点から聞き出しています。日本でも18万部というこの手の本では異例の部数を記録してますが、内容が本当に凄いです。一見すると数行の内容が、ジャレド・ダイアモンドで言う「銃・病原菌・鉄」の内容をかいつまんで話しているわけですし、ジェームズ・ワトソンでいう80年近い人生から発せられる言葉の重み。本当に目でたった数秒で読める内容が濃いのです。
例えば、ジャレド・ダイアモンドは西欧が発展した理由に対して、ただ地理的な優勢があっただけだ。と、言っています。例えば、ノーム・チョムスキーは、5万年の間に人間の認識能力は変化してないという。例えば、ジェームズ・ワトソンは、ガンを理解するとは細胞を理解する事、いまやっと細胞を理解する段階に来ている、これに人生のほぼ全ての時間がかかったと言っています。
ボクの中でもまだ消化不良な部分もあって完全に理解出来てませんが、これは事ある毎に読み返したい本。
もっと言えば、夜にお酒片手に読むにはぴったりの本だと思います。


