本当、GEOの店員さんに「クレしん」と「ドラえもん」しか借りてない人と思われているかもしれない。子供の時に見た感想、大人になった見た感想を異なるものです。でも、ドラえもんの劇場版に関しては、それほ違いはない。今から20年近く前の作品なのに、色あせない。そして、大人になっても面白い感じられる。やはりF先生すげぇって思います。
●あらすじ。
ママに怒られ学校で怒られ自暴自棄になったのび太は、家でを決意する事にした。しかし、空き地や裏山で生活を試みるが、私有地に住居を建てる事ではなかった。時を同じくして、ジャイアンは店番と配達の苦痛、スネ夫は全ての教科に家庭教師を付ける事、しずかちゃんはお稽古、ドラえもんはパパが上司から預かったハムスターを怖がって家でを決意していた。日本には空いている土地はない、悩んでいるとのび太が「誰もいない時代に行けばいいんだよ」と発言し、人類が誕生する7万年前の日本にタイムスリップ。史上最大の家でに突入する事になった。●感想。
最近のドラえもん劇場版を否定するつもりはありませんが、やっぱりどこが商業的なんですよね。夢とかロマンが無い。ボクはこの作品が好きなのは冒頭なんですよね。それは、雲の王国もそうですけど、箱庭的に構築する面白さがあるわけです。未開の地を開拓する面白さ。それに加えて、日本の歴史を振り返るという面白さがあるわけです。例えば、日本と中国は昔は大陸が繋がっていたんだよ、みたいな。そして、神隠しで人が消えた歴史を振り返るシーン。ククルという少年を助けるために奮闘する物語が本作なわけですけど、そこには23世紀からやって来た未来人ギガゾンビという犯罪者がいる。ドラえもん劇場版でおなじみの、どこがでのび太が遭難するシーンも本作では健在。結局、子供向けなんで、ドラえもんやのび太か直接敵と戦うわけではないけれど、その過程が面白いんですよね。最終的にちょっと成長した、のび太たちにほろり、、。世界観が見事ですよね、そしておなじみの武田鉄矢さんの歌詞が見事としか言いようがない。
1億年〜前から〜♪
そして、雪山で遭難したのび太が見た幻想の中の裁判の風景、ここは結構シュールです。
最後の最後でのび太が作ったペガサスたちが助けにくるシーンと最後のお別れのシーンは感動的です。
1人でも子供と一緒にでも、是非ごらんください。