ネット時代のメディアのあり方、今までのテレビやラジオのように一方手に流すだけではなく、双方向に。そして、メディアの影響力は大きく変化しつつある、という事を綴った本です。本書の冒頭では、こんな言葉が紹介されています。
個人・法人を問わず「誰もがメディアになり得る」時代。「情報爆発時代」になった。と。
メディアという言葉は、そもそも「媒体・媒質」を意味するmediumの複数形。
世代を越えて受け継がれるような文化的な情報をミームという。
●メディアが成立するために必要なもの。
1.発信者。2.受信者。
3.コンテンツ。
●参加性と権威性。
簡単に言えば、参加性とは「食べログ」の事で、権威性は「ミシュラン」のようなもの。ある意味で究極的な参加性のメディアの一つが「Google」と言えると言います。●ストック型の情報。
ストック=時間が経ってもコンテンツとして価値が劣化しない。フロー=「鮮度が命」「今の瞬間が勝負」。