ボクはマットデイモンさんが役者として好きなので、主役「マットデイモン」と表記だけでヨダレものです。その分だけ期待値も高いわけですが、まぁタイトルにもある通り、本作は面白くないです。無いといっては失礼ですが、脚本における深みがまったくありません。予定調和の脚本そして演出、全てをとっても、うーんという感想です。ボクはマットデイモンが好きだから「最後には何かあるだろう」と思ってましたが、最後まで期待値を上回りませんでした。別に期待値は普通程度ですよ、、。
●あらすじ。
2154年の荒廃した地球。人類は地球に住む市民と、宇宙空間に浮かぶ移住区であるエリジウム市民に分けられていた。エリジウムに住むのは裕福な人で地球市民は軽蔑の対象でもあった。全ての病気をたちどころに直す魔法のような装置があって、それを求めて地球から不法侵入船が相次いでいた。地球市民は容赦なく打ち落す。そんな格別された世界に住むマックス(マット・デイモン)は工場の製造ラインで規定量を越える放射線ほ浴びてしまう。余命5日。マックスは助かるため、エリジウムへ向かう事になったのだが、、。●感想。
確かに、「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督。さらに制作費100億円という事で期待値は高いですが、世界感の作り込みがイマイチです。まず、確かにエリジウムの存在は認めるものの、観客にとってそれがどんな物なのか?どういった経緯で作られたのか?2154年の地球がどんな状態なのか分からないわけです。例えば、ターミネーターで言うスカイネットの暴走によって核戦争が起こる。それによって、ロボット対人間の戦いが始まる。これは分かり易いプロットですが、本作はその点が不明です。まず本作で描かれる荒廃した地球の範囲が、マックスが行動する範囲でしかないわけです。例えば、各地の様子を移して、餓死する子供であったり、泣き崩れる女性そういったファクターが無いとイマイチピンと来ない。そして一つ致命的だった点が、冒頭でエリジウムに向かう不法船。ちょっとネタバレすると、ミサイルで撃ち落とされるわけですが、その背後に写る地球がめっちゃ奇麗なわけです。これダメでしょ、例えば、宇宙戦艦ヤマトのように明らかに赤く変色した地球の姿を描写して「あー、これは問題だ」という提案が必要です。しかも、放射線を浴びて余命5日の設定も極論言えば、生きたいというマックスのエゴなわけですよね。例えば、エリジウムを解放し、誰もが幸せな生活を送れるようにする。そこにエリジウムへ向かう大義名分があるべだと思います。
まず余命5日という設定と、体に機械を埋め来れてデータを取り出すと死んでしまう設定。その時点で最後の行動は決まってますし、予想通りでした。敵にも共感できませんし、最後がバッドエンドなのかハッピーエンドなのかも分からない。最近の中身はないけどCGだけ凄いという典型的な作品だと思います。で、エリジウムって何なんですか?


