現時点で3話まで放送されている「まじっく快斗1412」です。ボクは基本的にコナン好き=青山先生好きなので、かなり期待してました。当然、初回から見始めたわけですが、はっきり言って残念です。確かに、まだ3話なので1クールと考えれば、まだ期待は持ってますが、かなり残念な出来です。まずボクは名探偵コナンの怪盗キッドが見れると思って楽しみにしていたのに、全然、名探偵コナンのキッドじゃないのです。

●あらすじ。
まず、あらすじを簡単に説明すると、快斗が怪盗キッドになるまで。これが1話の話です。基本的には原作のまじっく快斗と同じです。マジック好きの少年がある日、父親の秘密を知ってしまう。実は父親はマジシャンではなく、怪盗だった。マジックの事故で死んだと思っていた父親が実は何者かに殺されていた。衝撃の事実と共に、快斗は父親の意思を受け継ぎながら、父親の死の真相を探る。●名探偵コナンの怪盗キッドじゃない。
これが残念なポイントです。まず、ボクが予想してたのは名探偵コナンで快斗が初めて盗みに入る2時間SPの「集められた名探偵」の雰囲気でした。基本的にコナンの声優さんが快斗の身内の役を演じていて、ああコナンっぽい印象だなと思ってしまた。で、「まじっく快斗1412」なんですが、ヒロイン役の青子も含めて殆どが新キャスト。知っている所では、中森警部がコナンと同じ声優さんです。まぁ声優さんは変わるのは仕方ないですが、まず作画がどうかな?って思います。確かに、最新の技術を使用した演出は見栄えとしてはいいですが、コナンの雰囲気でないです。OPもEDも今風ですが、中身はめっちゃ薄いです。快斗の声も新一の勝平なのに、何か違うんですよね。ボクが期待していた、コナンの延長線上のキッドではなく、怪盗キッドというノベライズ原作の別作品という印象です。まぁ一部の人は作画崩壊なんて言ってますが、、、。
●製作がトムスじゃない。
これは致命的です。たぶん、トムスが作ればもっと良かったと思います。トムスというのは、コナンやルパンのTVSPを製作している会社で、通の間ではかなりの名門ですが、何故トムスじゃないんだ。というのが正直な感想です。たぶん、これは読売テレビが企画したコナンの延長戦のキッドではなく、怪盗キッド主導の「まじっく快斗1412」なんだと思います。何かすげぇ事起こっているのに、すごくない。第一印象としては、あまり好きではないです。