ジョージクルーニー、ブラットピット、マットデイモンなどハリウッドを代表する数々の名優が共演する夢の映画「オーシャンズ13」。11、12と来て現時点で最新作なのが本作の13です。ファンの間では14を熱望する声もあるみたいですが、出演者であるバーニー・マック(黒人のパンチパーマと言えば分かり易いか、、)が肺炎により急死してしまったため、現時点では製作の予定はないそうです。で、本作なんですが、12に比べると断然いいです。でも、11と比較すると、薄い。まずスリル感がまったく無いんですよね。結局、復讐が本作のテーマであるわけですが、それは観客にとっての復讐ではないわけです。で、2時間使ってアルパチーノにどうやって復讐するか、それが本作のスートリーです。特に、うわ〜このシーンすげぇとか、うわ〜この伏線は気づかなかったっ!という展開は無いです。
●あらすじ。
オーシャンノ仲間であったルーベンは、カジノ建設を巡って悪名高いウィリー・バンクに騙され、ショックで心臓発作を起こしてしまう。再び集結したオーシャンたちは、バンクに復讐するべく計画を立てるのだが、、。●感想。
まず脚本が意味不明という点は言っておきます。お馴染みのメンバーが計画を立てるわけですが、そのやり口が凄い。まず、カジノのルーレットやスロット、カードに細工をして、1晩で5億ドルの損をさせるという計画。そのカジノのシステムを停止させるために、オーシャンたちは1台3000万ドル近くもするトンネルの掘削機を利用するわけです。でもそれが途中で、壊れてしまう。運良く海峡トンネルを掘ったフランス側の掘削機の在庫がある事を知るわけですが、それが3000万ドルもしてしまう。そこで、オーシャンが最後の手として、ベネディクトに頼むわけです。この時点でご都合感が半端ない。そもそも、オーシャンは仲間の銀行帰りを襲おうという、冗談半分の提案を拒否するわけです。でもよっぽどそっちの方がスマートじゃないですか。カジノで5億ドル損させるより良い。12も殆ど中身は無かったですけど、結局、豪華や俳優を集めて適当な脚本を当てれば成功するという安易な考えなんです。日本で言う、SMAPの木村拓哉を主役にして脇を豪華布陣で固めた月9がコケるみたいなもんですからね。豪華俳優はそれそれで見物だけど、3回もやると1回目の新鮮さはないです。
観客も次第に「あっこれ中身ないな」という事に気づいてしまう。
ドラえもんで言うスネ夫がパパの財力をフルに活用してジャイアンを倒す映画です。
でもこの豪華さは凄いです。たぶん二度と無いキャスティンクでしょう。
そういう意味で、これは映画ではなく、豪華俳優陣のPVだと思っていいと思います。
内部的には同窓会ですね。久しぶりに集まって映画でも撮ろうよ、というノリ。
これが脚本が完璧だったら歴史に残る映画だったと思います。


