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よくぞこれだけのキャストを集めた、という評価の高い「オーシャンズ11」の続編。ブラット・ピット、ジョーズ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモンなど、ハリウッドを代表するキャストが勢揃いしている。



前作から3年後、ダニー・オーシャン（ジョージ・クルーニー）の元にお金を盗まれたカジノオーナーであるベネディクトが表れ、2週間以内に盗んだお金を全額返済しろと言う。返せなければ命はない。オーシャンたち12人は再度集合し、利子を含めたお金を返済するために、画策する。





基本的に第一作目は好きです。カジノからお金を強奪する。その計画性とハラハラやドキドキ感が強かった。一作目の見所はやっぱりカジノからお金を盗み出す瞬間なわけですよね。イエン（シャオボー・チン）がドアに指を挟まれて、うわっーー死んじゃう死んじゃうという場面。で、今作の魅力は何かと言えば、全作よりも一層豪華になったキャストなわけです。ネタバレですが、ブルースウィリスとか出てるわけです。ただ、脚本的な面で言うと、全作のような驚きはないです。本作唯一の見所があるとすれば、ラスティ・ライアン（ブラッド・ピット）の車が爆破されるシーン。本作でのアクションは唯一ここだけです。



オーシャンの前に「世界一の泥棒」を自負するナイト・フォックスか表れる。自分と勝負をして、買ったらベネディク氏への借金を返済してやる。といった約束をするわけです。



で、そこで激しい攻防があるのか？というと、そうではないのです。簡単に言えば、殆どが事故報告なわけです。本作を見る限りでは泥棒として世界一なのは確実にナイト・フォックスなわけで、結局、オーシャンたちが釈放された理由も盗んだ過程もハイライトなわけです。最後の最後で「あっそうなんだ」という展開になるわけですが、なかなか納得はいきませんよね。一作目を見たので全作見るつもりですが、劇場等ではポップコーンを買うと損かもしれない。本作の正しい見方は、豪華俳優陣が動く。クララが立った的な感じなわけです。



ただ、それを引いてもプラピかっこいいですし、ジュリア・ロバーツ素敵なわけです。

これで脚本も完璧だったら名作だったのですが、、。