なるほどっ!と膝を打った。これは肯定的な意味ではなく、否定的な意味で、、。

確かに、前半で言っているように「アフィリエイトは続ける事で成功する」という点は否定しません。確かに、「エイジングフィルタ」みたないものが存在していて、ある程度は更新を続けないとGoogleで上位に表示されない事は事実です。ただ、パソコンの素人がこの本どおりに行動すれば「月収100万円稼ぐようになる」のか?というと疑問です。だってよく考えてみてください、大手上場企業の社員でも稼げるかどうかという収入を、いとも簡単に手に入るのかと、、。



●アフィリエイトで稼ぐ事は並大抵の努力ではない。



確かに、アフィリエイトで月収数百万円稼ぐ人は居ます。本書の著者もスマホ1台で100万円稼いでる事はウソじゃないのかもしれない。ただ、やはり並大抵の努力ではなくて、片手間に出来る事ではないでしょう。毎日サイトをチェックして、ブログであれば最低でも1日に1個くらいのペースで更新する必要がある。やっぱりお金にしか興味の無い人が続けられるほど簡単ではない。



本書にも書かれてますが、殆どの人はそこで挫折してしまう。それは事実だと思います。ただ、それは一つの壁であってその先には何十という壁が存在するわけです。



●Googleに依存するアフィリエイト。



基本的にアフィリエイトはGoogleに依存します。

SEOを使って検索上位に表示される事=収入なわけです。



●古いSEO対策?



本書のアフィリエイトの基本として、メインサイトに対して複数のサイトを作って、リンクを意図的に増やす方法が紹介されています。ただ、最近のGoogleのアップデートはより純粋なものを好んでいて、無意味な相互リンクはペナルティ対象だそうです。これはAmazonのレビュー等では批判されてますけど、SEOの手法としては古いです。



●SNS時代のアフィリエイト。



やっぱりブロガーの実感として、アフィリエイトは年々厳しくなっている印象があります。例えば、Amazonの書籍においての利率は6%→3%に下がったわけですし、LINEやFacebookを利用して必ずしもブログやサイトを経由しなくなった印象はあります。



確かに、心構えという点では評価できますが、やはり100万円は並大抵の金額ではないですよ。