不朽の名作「のび太の宇宙開拓史」を大胆にリメイクした作品。基本的にわさドラ以降のリメイク版に関しては、映像が奇麗になったという点を除いてオリジナルを越える事は少ない。それは「のび太の恐竜2006」でも「鉄人兵団」でも同じです。やっぱり制作側もリメイクだから、新しい味を出そうとしてるんでしょうね。リメイク版には新しい要素であったり、キャラクターが登場するわけです。
本作で言う「モリーナ」(香里奈)だったりするわけですが、そこに賛同できるかどうかがリメイク版のカギなわけです。
●あらすじ。
のび太の家と宇宙船の倉庫が繋がった。そこには、コーヤコーヤ星という開拓の星があった。コーヤコーヤ星に住むロップルやチャミーとの友情。そして、ガルタイト鉱石を巡る悪徳企業の戦いが始まる。
●オリジナル版とリメイク版の違い。
まず冒頭から結構無理がある。知っている人は知っていると思うけど、わさドラ以降の新シリーズからのび太の部屋はカーペットが敷かれるようになった。一応、本作では「カーペットはクリーニングに出しました」というママからの伝言が添えられてる。ちょっと無理があると思った。さらに大きな点を言えば
モリーナという謎のキャラクターの登場。ここが大きな変更点です。
冒頭、ロップルとモリーナの伏線的なやりとりが描写される。それが本作のクライマックスに繋がるわけだけど、はっきり言えば存在理由はない。一応、制作サイドとして人気モデル香里奈を起用するために無理矢理に作ったとしか思えない。例えば、その伏線が本編で何か訴えたい事があるのかメッセージ性があるのか?というと疑問が残ります。例えば、最後にのび太が「これが本当の開拓史だね」というシーンがあるわけですが、正直くっせーっ思いましたし、それを言わせるためにモリーナを入れたのか?という驚き。
そらに言えば、モリーナを入れる事でロップルの名場面がばっさりカットされている。簡単に言えば、原作とオリジナル劇場版にあったロップルがタイムふろしきでコア破壊装置の時間を戻すという名シーンかばっさりカットされている。その分、原作にあったギラーミンとの一騎打ちの場面が追加されているけど、やはりロップルの名場面が必要だったと思ったりもする。
あと、クレム役のアヤカ・ウィルソンの棒読みっぷりが半端ないです。
映像は確かに優れているけど、やはりガルタイト興行の本部に乗り込むシーンであったり、ドキドキ感はない。あと最後に言うと、やはり武田鉄矢作詞の「心ゆらして」が流れなかった事が残念。代わりにアヤカ・ウィルソンの歌が入ってます。やはりあの歌が時間の経過とともに切ない雰囲気を醸し出していたんですけどねぇー。
やっぱり僕ら世代にとってオリジナル版を越える事はいできないけど、子供が初めて見る分には十分面白いと思います。
本作で言う「モリーナ」(香里奈)だったりするわけですが、そこに賛同できるかどうかがリメイク版のカギなわけです。
●あらすじ。
のび太の家と宇宙船の倉庫が繋がった。そこには、コーヤコーヤ星という開拓の星があった。コーヤコーヤ星に住むロップルやチャミーとの友情。そして、ガルタイト鉱石を巡る悪徳企業の戦いが始まる。
●オリジナル版とリメイク版の違い。
まず冒頭から結構無理がある。知っている人は知っていると思うけど、わさドラ以降の新シリーズからのび太の部屋はカーペットが敷かれるようになった。一応、本作では「カーペットはクリーニングに出しました」というママからの伝言が添えられてる。ちょっと無理があると思った。さらに大きな点を言えば
モリーナという謎のキャラクターの登場。ここが大きな変更点です。
冒頭、ロップルとモリーナの伏線的なやりとりが描写される。それが本作のクライマックスに繋がるわけだけど、はっきり言えば存在理由はない。一応、制作サイドとして人気モデル香里奈を起用するために無理矢理に作ったとしか思えない。例えば、その伏線が本編で何か訴えたい事があるのかメッセージ性があるのか?というと疑問が残ります。例えば、最後にのび太が「これが本当の開拓史だね」というシーンがあるわけですが、正直くっせーっ思いましたし、それを言わせるためにモリーナを入れたのか?という驚き。
そらに言えば、モリーナを入れる事でロップルの名場面がばっさりカットされている。簡単に言えば、原作とオリジナル劇場版にあったロップルがタイムふろしきでコア破壊装置の時間を戻すという名シーンかばっさりカットされている。その分、原作にあったギラーミンとの一騎打ちの場面が追加されているけど、やはりロップルの名場面が必要だったと思ったりもする。
あと、クレム役のアヤカ・ウィルソンの棒読みっぷりが半端ないです。
映像は確かに優れているけど、やはりガルタイト興行の本部に乗り込むシーンであったり、ドキドキ感はない。あと最後に言うと、やはり武田鉄矢作詞の「心ゆらして」が流れなかった事が残念。代わりにアヤカ・ウィルソンの歌が入ってます。やはりあの歌が時間の経過とともに切ない雰囲気を醸し出していたんですけどねぇー。
やっぱり僕ら世代にとってオリジナル版を越える事はいできないけど、子供が初めて見る分には十分面白いと思います。