イケダハヤトきたーっ!的な感じで書店に置いてあったので速攻で購入してきました。イケダ氏の本は「武器としての書く技術 」が個人的に好きですが、 この本は人によっては「意味の無い本」という側面もあります。著者自身が「マッチョな本」と言っているように、この本で書かれている事を実践する事がイコール正しいとは限りません。
前もって感想を言っておくと、確かに言っている事は理解できる。が、しかしですよっ!
「780円+税」払って自慢を延々と語られる辛さもあると思う。色々な書評ブログなどでは酷評されてましたが、ボクは肯定的に受け入れられる部分もあると思いました。それは「炎上マーケティング」についてです。炎上する事で、ブログのアクセス数を増やす→そして広告収入を増やす→ブロガーとして生計を立てる。そのバイブルとしては評価できる。ただ、「バカ」「死ね」と散々酷評されて、手取りで400万円くらいしか貰えませんけども、、。
たぶん、これがイケダハヤト氏がGoogleなどの候補で「イケダハヤト 炎上」と表示される所以だと思いました。例えば、「ポケモンを300回全クリ」したとか、「早稲田に受かるのは当然だと思っていた」とか、そういった細かい部分の語尾が炎上を起こしていると思いました。別に語る必要も無いけど、語る。本書では「炎上覚悟で語る人が増えていけば、より多様性が生まれる」と綴っていますが、読み手はともかく書き手として、炎上する事の辛さについては、序章あたりで触れられています。
イケダ氏いわく、最初は精神的に追い込まれていたけど、炎上を繰り返す事で慣れる場合もあると、、。
これは本書では直接的に触れられていませんが、本書のタイトルにもなっている「年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術」という部分が少し気になりました。世間的に言うと「えーっ500万円稼ぐって凄いじゃん!」と思うでしょう。実際、自他共に500万円稼ぐ人は0.1%未満というデータもあります。ただ、これって手取りではないんですよね。あくまで売り上げであって、ここから10%〜20%ほど税金で取られるわけです。実際、家賃や生活費を入れると、普通の生活を送れても、外車が買えるほど裕福ではない。それで、炎上を繰り返して1日に10時間以上キーボードに触れる生活なわけですから、決して夢がある世界とは言えない。
たぶん、テレビ局の社員の方が夢もあって収入が高いという事実も忘れてはなりません。
本書ではイケダ氏の小学校時代の思いでとして、石川先生の例が紹介されています。やはり好きな事、好きだからこそ情熱を注ぎ込める。物事が上手くするためには、それはいかに時間を掛けるのかという部分(本書で言う「圧倒的に時間を割く事」)も大きいですが、好きこそ物の上手慣れという言葉もあるように、好きだから練習の時間が苦にならない。イケダ氏は学生時代に吹奏楽部に所属していたそうですが、練習に対して、ゲームやインターネットほど情熱を捧げる事ができなかったと綴っています。
本書の最後にアップルのスティーブジョブズの言葉が引用されています。
本書はつまり、全編通して、イケダハヤト氏の自慢が語られている本です。炎上する事がイコール収入を得る事なわけです。ただ、炎上して稼ぐ事を意図的に行っているのなら、それはマーケーティングとしては評価できますよね。ただ、それで売り上げ500万円って辛いです、、。
前もって感想を言っておくと、確かに言っている事は理解できる。が、しかしですよっ!
「780円+税」払って自慢を延々と語られる辛さもあると思う。色々な書評ブログなどでは酷評されてましたが、ボクは肯定的に受け入れられる部分もあると思いました。それは「炎上マーケティング」についてです。炎上する事で、ブログのアクセス数を増やす→そして広告収入を増やす→ブロガーとして生計を立てる。そのバイブルとしては評価できる。ただ、「バカ」「死ね」と散々酷評されて、手取りで400万円くらいしか貰えませんけども、、。
書籍から滲みでる語尾の感じ。
たぶん、これがイケダハヤト氏がGoogleなどの候補で「イケダハヤト 炎上」と表示される所以だと思いました。例えば、「ポケモンを300回全クリ」したとか、「早稲田に受かるのは当然だと思っていた」とか、そういった細かい部分の語尾が炎上を起こしていると思いました。別に語る必要も無いけど、語る。本書では「炎上覚悟で語る人が増えていけば、より多様性が生まれる」と綴っていますが、読み手はともかく書き手として、炎上する事の辛さについては、序章あたりで触れられています。
イケダ氏いわく、最初は精神的に追い込まれていたけど、炎上を繰り返す事で慣れる場合もあると、、。
炎上して120万PVで500万円の意味とは?
これは本書では直接的に触れられていませんが、本書のタイトルにもなっている「年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術」という部分が少し気になりました。世間的に言うと「えーっ500万円稼ぐって凄いじゃん!」と思うでしょう。実際、自他共に500万円稼ぐ人は0.1%未満というデータもあります。ただ、これって手取りではないんですよね。あくまで売り上げであって、ここから10%〜20%ほど税金で取られるわけです。実際、家賃や生活費を入れると、普通の生活を送れても、外車が買えるほど裕福ではない。それで、炎上を繰り返して1日に10時間以上キーボードに触れる生活なわけですから、決して夢がある世界とは言えない。
たぶん、テレビ局の社員の方が夢もあって収入が高いという事実も忘れてはなりません。
情熱の火を付けるには。
本書ではイケダ氏の小学校時代の思いでとして、石川先生の例が紹介されています。やはり好きな事、好きだからこそ情熱を注ぎ込める。物事が上手くするためには、それはいかに時間を掛けるのかという部分(本書で言う「圧倒的に時間を割く事」)も大きいですが、好きこそ物の上手慣れという言葉もあるように、好きだから練習の時間が苦にならない。イケダ氏は学生時代に吹奏楽部に所属していたそうですが、練習に対して、ゲームやインターネットほど情熱を捧げる事ができなかったと綴っています。
本書の最後にアップルのスティーブジョブズの言葉が引用されています。
仕事は人生の一大事です。やりがいを感じることができるだ一つの方法は、すばらしい仕事だと心底思えることをやることです。そして偉大なことをやり抜くただ一つの道は、仕事を愛することでしょう。
炎上すれば多様性が生まれる。
ぼくらの社会には「本音」が埋もれすぎています。(中略)そうした埋もれた本音を包み隠さず語れば、当然、語った本人は炎上するでしょう。ぼくはまさに、そのように日々燃えております。炎上覚悟で本音を語る人が増えていけば、社会の受け入れ方は変化していくでしょう。つまり、本音を語る人が増えれば、日本に生きる人々が「あぁ、なんてことだ、実は世の中にはこんなに「本音」が埋もれており、今まで自分はそれを知らずに生きてきたのか!」と気づくようになる。マザーテレサは言った「愛の反対は無関心だ」と。つまり、炎上する事。そして、触れる事によって世の中は変化していく。当然、新しい提案や価値観は受け入れ難い一面を持っています。ただ、無関心よりも関心される事の方がプラスをもたらすのではないか?本書を読んで思った事です。
本書はつまり、全編通して、イケダハヤト氏の自慢が語られている本です。炎上する事がイコール収入を得る事なわけです。ただ、炎上して稼ぐ事を意図的に行っているのなら、それはマーケーティングとしては評価できますよね。ただ、それで売り上げ500万円って辛いです、、。