AmazonとかYahoo映画のレビューを見るともの凄く賛否が分かれる作品です。たぶん、ここ数年でこれりだけ賛否が分かれる映画も珍しいでしょう。はっきり感想を言えば「よく分からなかった」という事に要約されると思います。確かに、時代背景もキャストも北海道という舞台も素晴らしい。しかし、娯楽大作ではないです。1から10まで説明する事は無い。全てはシーン、そして演者の微妙な立ち振る舞いから察知するしかない。一瞬のシーンを見逃すだけで、迷子になる。



和製西部劇なんて言われているけど、渡辺謙の狂気迫る演技はさすがとしか言えない。



アイヌであったり、時代背景を知らない(ボクもそんなに知らない)と、それほど面白くはない。たぶん、映画サイトで賛否が分かれる理由はそこでしょう。クリント・イーストウッドのオリジナル版を見て、さらに日本の時代背景まで知っていて楽しめる通の映画です。大人な映画ですね、コレは。