推理物のコナンが帰ってきた。これは前もって言っておきます。基本的に初期コナンの魅力は推理にあったわけです。それは「時計じかけの摩天楼」でも「14番目のターゲット」でもそうでしたが、特に最近のコナンは蘭とコナンの恋い模様に重点が置かれていたわけです。正直、それはそれで良いのですが、やっぱり探偵者として推理や謎解きをコナンには期待してしまう。本作は劇場版10周年を記念して、原点回帰してます。推理物のコナンが帰ってきたっっっっっーー!とも言えまます。



●あらすじ。



ある事件の依頼を受けた毛利探偵。コナンや子供たちを連れて、ミラクルランドにやってきた。ミラクルランドのフリーパス券だと渡された腕時計には爆弾が仕掛けられていて、ミラクルランドの外に出たり時間内に事件が解決されなければ爆発する。部屋に残された毛利のおっちゃんとコナン。そこで依頼人からある事件の調査を依頼される。



●感想。



まず蘭ファンには申し訳なですが、本作では蘭も少年探偵団も殆ど活躍しません。助演女優賞として灰原愛は活躍しますが、本作の殆どの場面が依頼人からの依頼、そして不可解な事件に割かれています。最後の最後まで犯人がわからない。依頼人から渡れた不可解で断片的な情報。そして、少しずつ明らかになる4月4日の現金輸送車襲撃事件。ラスト10分で明らかになる事件の真相。その犯人に観客は驚かされる。コナンたちと一緒にミラクルランドに人質にされる服部平次の恋人である遠山和葉。ミラクルランドにあるジェットコースター。海にせり出すジェットコースターに乗せないために、灰原愛があれこれ画策する所がまた意外性があって面白い。「そばにいて、、」は意外性もあって面白い。



一つ一つのピースを集めて行く過程。決して派手さはなけど、事件の真相が丁寧に描写されている。派手さが無いのが本作も問題点でもあるけど、推理物のコナンとしては評価できる。「あなたは最低の人間ですよ」この言葉の真相とは?そして依頼人にばれたコナン=工藤新一の正体の謎とは?



みてのお楽しみっ〜。