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最近、立て続けに本を出版されている神田昌典さんの新刊です。タイトルにもある未来予想。本書で大胆に未来の予想として以下の7つの物が無くなると予想します。前もって言っておくと、これは予想であって確実性を保証するものではありません。



1.お金がなくなる。

2.会社がなくなる。

3.病気がなくなる。

4.国境がなくなる。

5.学校がなくなる。

6.貧困がなくなる。

7.制約がなくなる。



本書で高校での公演を元に文章が綴られているので、大人ではなく高校生や大学生が読むと良いと思います。おすすめですよっ！

●お金が無くなる世界を予想しよう。

まず衝撃的だったのがお金がなくなるという事です。日常の中でお金で無意識であり意識的です。お金かなければ、ボクの大好きなスタバの「キャラメルマキアート」（もちろんグランデ）は買えませんし、家の家賃や生活費を捻出する事できません。でもネットの普及によって、必ずしもお金が必要な世界は終わりほを告げています。例えば、本書ではありませんが、ホリエモンの著書「ゼロ」の中では「信用こその貯金こそ今の時代に必要なもの」だと言っています。



本書では魔法のポケットと題して、10万円の入ったポケットの例が紹介されています。例えば、10万円の封筒から1万円を使ったら残りは9万円になってしまいます。でもなぜは、月末にはポケットの中に10万円が残っているのです。

●必ずしも学歴か必要は社会ではなくなった？

一昔前であれば、学歴というのは超重要だったわけです。学歴がなければ、当時では＝底辺を意味していました。ただ、今の時代。特にここ10年の変化として、株式会社の資本金が実質的に0円になりました。それまで1000万円の資本金。そして、オフィスやコピー機が必要でしたが、今はレンタルオフィスやそもそも、それぞれがSkypeで繋がり、オフィスそのものが無いという形態も普及しています。



ボクらより一回り上の世代よりも、今の高校生の方が稼げる。それこそ、YouTubeやブログが代表的な例かもしれない。収入の口は多様化している。だからこそ、人1人の価値は再評価されつつあります。

●全世界的なグローバルになった？

たぶん本書を要約すれば、世界はよりグローバルになる。4つめの国境が無くなるもそうですが、日本だからアメリカだからという垣根は無くなりつつある。ただ、その一方で、閉鎖した空間だけで儲ける事。例えば、町のパン屋さんや雑貨屋さんは廃れつつある。儲ける個人と儲けない個人。ただ、その中、特に底辺であっても食うには困らない。iPhoneだって光回線だって手に入る。それが未来なのかもしれません。より個人か強くなる。そして、病気も貧困もなくなるのだと、、。



とても読み易いですし、刺激的で面白かったです。是非、機会があれば読んでみてください。