ごめん、劇場版コナンは大好きだけど本作はあんまり好きじゃないです。勿論、映画としての完成度が高い事は言っておきます。Yahoo映画とかAmazonのレビューで「コナン最高傑作」と言っている人には申し訳ない。ボクの中でコナン=謎解き+アクションだと思ってます。勿論、コナンファンからすれば「怪盗キッド登場の初作品だっ!」と叫んでいる人もいると思いますが、個人的には劇場版で怪盗キッドの登場する作品はそれほど当たりが無い。「探偵たちの鎮魂歌」とか「銀翼の奇術師」とかね。たぶん、コナンが好きというよりも怪盗キッドが好きなんだろうね。



●あらすじ。



鈴木財閥が保有する秘宝「メモリーズエッグ」を盗むという怪盗キッドからの予告が届いた。操作の協力で大阪を訪れた毛利のおっちゃんとコナンたち。そこには、西の高校生探偵である服部平次らもいた。メモリーズエッグを巡るロマノフ王朝の歴史。そして、キッドの命をも狙ったスコーピオンの正体とは。



●感想。



結局、本作は殆ど謎解きがないわけです。伏線的に「あいつが犯人だろ」的な描写も殆どないです。確かに、ロマノフ王朝を巡る歴史。そして、終盤での感動的なメモリアルエッグの謎が明らかになるシーンは感動的ですが、いかんせんテンポが早い。怪盗キッドがどこで登場するか?終盤で分かる、それが本作の魅力でもありますが、やっぱりコナン君と言えば謎解きなんですよね。結果的に「ああ、あの人が犯人なんだ」という事で解決しているようにも感じますが、何となく納得が行かない。それもそのはずで、それに関する描写が「右目を打つスナイパー」という情報だけだからです。



結局、本作の主役はコナン君というよりも、怪盗キッドなんでしょうね。

奇麗にまとまってますし、これを最高傑作とする人の意見も頷けます。最後の思いでのシーン、そしてエッグの演出はさすがです。ただ、これがコナンか?と言われると、少し疑問が残るんですよね。良い意味でも悪い意味でも劇場版なんでしょうね。



最後のハトのシーンは、前半から伏線を張ってていい感じでしたよ。

あと、エンディングで流れるB’zの「ONE」これは名曲です。