2014年に買った物ベスト10という記事を作ろうと、色々考えてみたんですが、よく考えると、今年は「LGの27インチモニター」「PS3」「ナスネ」「iPad Air」くらいしか買った物が思いつかない。やっぱり、こういう記事って「うわわわっ〜〜こんな便利な物が世の中にあったんだ、俺も買ってみよう」が醍醐味じゃないですか?ボクが今更「iPad凄いですよ」と書いた所で「知っとるわ!」という話じゃないですか?

で、色々と1年を振り返ってみると、今年一番活躍した物って、ボクの中では「ほぼ日手帳」だと思ってます。基本スケジュールはデジタルですが、アイディアや日記は紙なので、振り返って見ると面白い。で、今回は「手帳に日記を付ける意味」みたいな事を書きます。

ほぼ日手帳 2010
ほぼ日手帳 2010 / yto

●紙の手帳に書く理由。

まぁ最近はiPhoneとかEvernoteとかありますし、あえて紙でという事は少ないと思いますが、ボクは断然紙派です。やっぱりフリック入力よりも書いた感が強いわけです。それで振り返ってみて、あ〜この日はあんまり書けなかったな〜とか、今日はこんな事あったのか、という驚きがあるわけです。その上で図を入れるのも、文字サイズを変えるのも自由なわけです。iPhoneのメモ機能とかだと、文字サイズも行間も殆ど固定じゃないですか。時代を感じないんですよね。インクの古くなった感じとか、少しかすれた感じが良いわけです。

●手帳に何を書いてきたのか。

たぶん、紙の日記を挫折する人の大半が日常を題材にする事だと思うんですよね。そりゃお笑い芸人とかラジオのパーソナリティくらいの仕事をしてないと、そうそう面白い話もないです。それが3日で日記を挫折する理由です。「今日はカツ丼を食べた美味かった、、、」「今日は仕事が大変だった、、」そりゃ続かないってっっっっ!!

今年はマメにがんばるよ〜 ※試験期間中 #ほぼ日手帳 #ほぼ日
今年はマメにがんばるよ〜 ※試験期間中 #ほぼ日手帳 #ほぼ日 / shiori.k

で、ボクが何を書いて来たのか?というと、書評と映画評です。

例えば、この本はこの部分が面白かったとか。この映画のこの部分が悪かった的な事を書くわけです。その合間合間で日記的な記事。そしアイディアの断片。そして、その日の夕食の献立なんかを、さらっと書いてました。ボクは字がめっちゃ汚いんですが、それでも読み返すと「あ〜こんな事書いてたのか、当時はそうだっけど、今は違うな」といった発見があって面白いです。

●ぼくの「ほぼ日手帳」と365日を振り返って。

まず一番の効果は、文章が上手くなった事です。

今でもそうですけど、2〜3年前のボクの記事って今以上に支離滅裂だったんですよね。それが今年から日記を付けるようになって、自分の中で文章を構成する力が付いたような気がします。ボクのブログを見ているかならご存知かもしれませんが、「映画評」「書評」共に点数が付いてます。

100点満点で採点してるんですが、これは手帳も同じで、後で振り返ってみると、あ〜これは高評価だったなというは発見があって面白いです。特に、年末になって日記を1月から振り返ってみると、うわすごい事が書いてあるという驚きがあって面白いです。

来年の手帳は2倍サイズの「カズン」にしたので、もっと量が書けそうです。(笑)