基本的に成毛さんの本は好きです。最近は、歌舞伎関係とは「こりゃ完全に趣味だな、、」といった本も出版されてますが、「本は10冊同時に読め」「日本人の9割に英語は要らない」など、センセーショナルな本は刺激的です。で、本書のテーマはずばり本棚です。ちなみに、皆さんは、自宅に本棚があるでしょうか?本書が本棚をどうこう扱う以前に、そもそも自宅に本棚にが無い。という方も以外といるかもしれまん。でも、本棚はその人の思考の塊です。見る人が見れば、一瞬でその人の思考が分かるわけです。例えば、「ノウハウ本」はがり読んでいる人の思考。そして、「古典」中心の本棚。これほど個性が出るものはありません。

ちなみに、これは成毛さんの持論ですが、本の内容を全て暗記する必要は無いわけです。ボクもそうですが、何となくで大丈夫です。「私、記憶力が悪いから、、」といった心配をする必要はありません。だって、「踊る大走査線」の台詞を一字一句言えますか?「ONE PIECE」全巻の台詞全て言えますか?と問われれば不可能でしょ?それよりも、あ〜あそこにこんな事書いてあったっけ?というイメージ。それを本棚から探す。つまり、それが思考の断片が本棚にあるという事なのです。

その最たる例が、ネコハウスの立花隆さんですよね。
で、本棚の話に戻ると、本棚は定期的に入れ替える必要があるわけです。すげぇ面白かった本があっても、本棚には限りがあるわけで、泣く泣く2軍落ちという事もある。ただそれは思考のリセットであって、必ずしも悪くない。成毛さんは本棚はできれば3つ。座右の銘やストック用など用意する良いと言っています。個人的に興味深かったのは、タワー型の本棚ですね。

ただ、これは面白い話で、本書で成毛さんは、ノウハウ本は殆ど読まないと断言している一方で、この本は確実にノウハウ本なんですよね。(笑)

最後の「HONZ書評の書き方」が面白かったです。

本棚 is Life。