起業の形も大きく変わって来ました。その昔、会社は家族で切り盛りする事が当たり前だった。そして、ソニーやホンダを筆頭に起業とは、企業を大きくする事とイコールだったわけです。でも、2000年代に入り会社の形は大きく変わりつつある。ホリエモンが時価総額で世界を目指した数年後、起業とは社会をより良くするために存在する。社会的な意義が大きくなりつつあります。本書は新世代の経営者に、80歳の田原総一朗さんが切り込むという面白い趣旨の本です。
これからの大きくが会社を大きくする事よりも社会に貢献した事を望むわけです。第1世代の孫さんが会社の利益や収益を重要視する一方で、もはやお金で価値が図れる時代ではない。例えば、テラーターズでは、安価な電動バイクを販売する事で環境に貢献しようとしている。ユーグレナもミドリムシを通じて貧困国の栄養問題と戦おうとしている。チームラボは既に会社ですらない、、。
で、本書は面白い点が2つあって、1つ目は完全に田原さんが老害である事です。
基本的に田原さんは現状を殆ど理解しないまま、昭和の価値観で勝負している事が面白いわけです。
もう一つ面白い点が16章に掲載されているサイバーエージェントの藤田社長の話。まぁこれは田原さんの聴き方の問題だと思いますが、話の大半が企業の収益について語られている事です。ここに第3世代の経営者と、第4世代の経営者の違いがあると思いました。
お金ではない企業という意味で面白かったと思います。
発見はないですが、やっぱりこういう本を読むと「あ〜自分もがんばらなきゃな」という励みになると思います。
【目次】例えば、チームラボの猪子さんだったり、ユーグレナそしてリブセンスの村上さん。
◆第1章:儲けを追わずに儲けを出す秘密
LINE社長 森川亮
◆第2章:「競争嫌い」で年商1000億円
スタートトゥデイ社長 前澤友作
◆第3章: 管理能力ゼロの社長兼クリエーター
チームラボ代表 猪子寿之
◆第4章 2020年、ミドリムシで飛行機が飛ぶ日
ユーグレナ社長 出雲充
◆第5章: 保育NPO、社会起業家という生き方
フローレンス代表 駒崎弘樹
◆第6章:単身、最貧国で鍛えたあきらめない心
マザーハウス社長 山口絵理子
◆第7章:現役大学生、途上国で格安予備校を開く
e‐エデュケーション代表 税所篤快
◆第8章:74年ぶりに新規参入したワケ
ライフネット生命社長 岩瀬大輔
◆第9章:上場最年少社長の「無料で稼ぐカラクリ」
リブセンス社長 村上太一
◆第10章:四畳半から狙う電動バイク世界一
テラモーターズ社長 徳重徹
◆第11章:目指すは住宅業界のiPhone
innovation社長 岡崎富夢
◆第12章:30年以内に「世界銀行」をつくる
リビング・イン・ピース代表 慎泰俊
◆第13章:ハーバード卒、元体育教師の教育改革
ティーチ・フォー・ジャパン代表 松田悠介
◆第14章: 四重苦を乗り越えた営業女子のリーダー
ベレフェクト代表 太田彩子
◆第15章:二代目社長が狙う「モバゲーの先」
ディー・エヌ・エー社長 守安功
◆第16章:ITバブル生き残りの挑戦
サイバーエージェント社長 藤田晋
◆特別対談:五年後に花開く、商売の種のまき方
堀江貴文
これからの大きくが会社を大きくする事よりも社会に貢献した事を望むわけです。第1世代の孫さんが会社の利益や収益を重要視する一方で、もはやお金で価値が図れる時代ではない。例えば、テラーターズでは、安価な電動バイクを販売する事で環境に貢献しようとしている。ユーグレナもミドリムシを通じて貧困国の栄養問題と戦おうとしている。チームラボは既に会社ですらない、、。
で、本書は面白い点が2つあって、1つ目は完全に田原さんが老害である事です。
基本的に田原さんは現状を殆ど理解しないまま、昭和の価値観で勝負している事が面白いわけです。
もう一つ面白い点が16章に掲載されているサイバーエージェントの藤田社長の話。まぁこれは田原さんの聴き方の問題だと思いますが、話の大半が企業の収益について語られている事です。ここに第3世代の経営者と、第4世代の経営者の違いがあると思いました。
お金ではない企業という意味で面白かったと思います。
発見はないですが、やっぱりこういう本を読むと「あ〜自分もがんばらなきゃな」という励みになると思います。