Googleが自動運転車を開発している。何となくそんな噂は流れてるけれど、実際にGoogleが何を目指しているのか明らかにされていない。本書は、そんなGoogleとアップル。そしてIT業界が自動車のシステムを置き換えていくのではないか?という事を解いているわけです。まぁ本音を言うと、アップルとGoogleに興味があっても自動車に殆どの興味の無いボクにとってはどうなのかな?というが正直な思いでした。

ただ、予想を外さず結局「う〜ん」という感じで読み終わりました。結局、Googleが目指している方向もよく分からないし、アップルも結局の所、自動運転車にそれほど興味があるのか?というと疑問。やっぱりこういう本は夢を語ってナンボだと思うんですよ。実現の可能性はともかくとして、「うわ〜未来ってこうなるのか?」という驚きです。

確かに、フォードのT型車に比べて最近の車は大量のマイコンを積んでほぼ走るコンピューターという事は事実だけれども、最新の技術が羅列してあるだけであって、驚きはないですよね。別のGoogle関連の本を読むと、「Googleは自動運転車を開発して、運転する時間を検索に移行させて広告で稼ぐ」みたいな事が書かれているわけですけどね。モトローラーを買収して知財部門だけ残して中国に売ったGoogleが車なんて作るとは思えないし、、。

テスラも含めて、今後の車業界がどの方向に動くのかがイマイチ分かりませんでした。