見開き2ページを1分で読める。それが本書が1分という名前の由来です。このシリーズ結構出ていて、ベゾスの他に「ウォーレン・バフェットさん」「ピーター・ドラッカーさん」「スティーブ・ジョブズさん」など、様々の方のものが出てるので、まぁそれなりに売れてるんでしょうね。確かに、ジョブズ亡き今、アメリカの経営者で注目を集めるのは、Amazonのベゾスか、テスラのイーロン・マスクなわけです。そのチョイスは間違ってない。ただ、この本めっちゃコスパが悪いです。

だって、1000円ですよ。新書が200ページで1000円切っているのに、これで1000円は高い。ビジネスマンが喫茶店や電車の待ち時間には最適だと思いますが、あえて自宅でゆっくり見る必要はないかな?というのが本音です。

目新しい発見はなかったけれど、やはり年率2000%で成長するインターネット。しかも当時も今の斜陽産業である本を通販の取り扱いアイテムに選んだ事は凄いです。裏話ですけど、結構気性が荒くて、絶えず周りには優秀な人材を置いておきたいという、ジョブズ的な思いがあるようです。

ボクはこれを買うなら、1000円足して、300ページの「ジェフ・ベゾス 果てなき野望」をおすすめしておきます。