200ページ以上あって、1800円くらいするんですが、ボクはあえておすすめはしません。確かに、ガンダム世代(※ファーストが放送されていた70年代〜80年代)をリアルタイムで経験して、なおかつガンプラを一度でも購入した経験があれば、「へぇーそうなんだ」と思いますが、ニュータイプの仕事術というのは言葉遊びであって、本質でありません。

やはり誰が読んでも「ガンプラってすげぇな」とか「バンダイで働いてみたい」と思うのが名著でありますが、基本的にボクのようにガンダムは知っているけど、何となく見ていた世代にとっては、あまり響かないのは事実です。

例えば、ファーストの初放送が不発の中で、ガンプラの製作に踏み切った過程などは面白いですが、かなり強引にビジネス寄りにしている感は否めません。本音を言えば、あえてビジネス本にするよりも、ファンブック的なムックすれば良かったのでないでしようか?1800円は高いよ、というのが本音です。

それでも、なるほどガンプラとガンダムの歴史はこう繋がっているのか!というのは面白かったです。ガンダム好きの方で、なおかつビジネスマンの人が読むと面白い思います。