ジョージクルーニーやブラットピット、そしてマットデイモンなどが早々たるメンバーが集結して製作されたハリウッドの映画「オーシャンズ11」。見た方も多いと思いますが、実はこれには原作(オリジナル版)があって、それが本作「オーシャンと11人の仲間」です。1960年公開で、当時の大スターである「フランク・シナトラ」などが主演している映画です。今から50年前の作品ですが、当時としては画期的な映画だったと思います。ボクは当然世代ではありませんが、オーシャンズの原点に触れておきたいという事で、見ました。基本的なコンセプトとして、、、

・オーシャンを含めた11人の仲間が集結する。
・ラスベガスのカジノを狙う。


というコンセプトは同じです。

でもね、これはYahoo映画でも酷評されてましたが、テンポがあまりにも悪いです。だってオーシャンと11人の仲間が集まって(さぁ〜カジノの行くぞ)というまで全編約2時間の中で1時間もかかるわけです。で、盗み方も超雑です。オーシャンズ11が金庫を爆破してというギミックであったり、最後の金庫での音声は実は、、みたいな展開がハラハラするわけですけど、停電をさせるのは共通だとしても、盗み方が超雑って言うね。蛍光塗料みたいなものをドアに塗って停電中にささっと潜入して盗む。しかも5カ所同時ですからね。2人で1カ所ですよ。この辺のハラハラ感は欲しかったです。

でも最後はボクはオーシャンズ11よりもこちらの方が納得ではあります。

ボクはこの作品を見て改めて「オーシャンズ11すげぇ〜」って思いました。オリジナルを見れば分かりますが、基本的なコンセプト以外は殆どが変わってる。音楽でありストーリーであれ、ここまで改編させたスティーブンソダバーグはすごいです。これを見て改めて現代版のオーシャンズを見るのも良いと思います。あまりおすすめはしませんが、暇だったらオリジナルも見て損はないかな?と思います。