主演にマットデイモン。監督にキャメロン・クロウ。そして脚本に「プラダを着た悪魔」のライン・ブロッシュ・マッケンナを起用という、すごく豪華布陣です。まず率直に感想を言えば、すばらしいっ!の一言です。妻を亡くした夫。そして、その子供たちの物語ですが、本編中に何度も泣きそうになりました。一見理想の父親を演じるけれど、実は心は悲しい気持ちでいっぱいだった。息子とは意思疎通が取れない。でも息子だって悩んでいた。勢いで買った動物園付きの家、それをきっけかに家族の絆は深まって行く、その家庭を心温まる動物園の仲間と共に描いて行く、、。
グロい絵ばっかり書いていた、息子の絵が実は最後の最後でいいアクセントになっている。
そして最後の最後で主人公と妻が出会った店に行って、なれそめを子供たちに話シーンがるあんですが、そこで回想として出る妻の笑顔を見て観客はまた号泣してしまう。ただ、昔のようにただMacに保存された画像を見て泣くだけではなく、何かふっきれて新しい一歩を踏み出している姿が印象的です。息子と娘たちと新しい人生、そして動物園の仲間と共に生きて行く。見守っててね、という思いです。
動物園が開演するまでの奮闘劇としても面白いですし、家族の物語としても素晴らしいです。
もの凄く悲しい作品でないけど、本当に感動してしまいました。
ただ、日本吹き替えが東山紀之さんでなければ、本当に完璧だったのに、、。(笑)
●あらすじ。
妻を早くに亡くしてしまった主人公ベンジャミン・ミー (マット・デイモン) 。シングルファーザーとして2人の子供を育てていたが、あるきっけかで会社を辞めてしまう。人生をやり直そう。そう決意して新居探しを始める。何件も何件も見るがいい物件を見つからない。そして最後に見つかったのが訳あり物件だった。そう実はその物件は動物園付きだった。ベンジャミンはひょんな事から動物園の園長として、動物園を始め事になってしまう。動物園、そして新しい仲間とのふれ合いから、心の傷そして息子との絆を深めて行く事になる、、。●感想。
ストーリーが本当に素晴らしいです。妻を亡くして深く悩んでいた主人公。Macに保存されている妻と子供たちとの楽しかった日々の写真を見て涙を流す。息子は息子で学校を退学になるが、その裏では母親の死の傷を癒せないでいた。そして、動物園の動物たち。さらには動物園の従業員たちとのふれ合いを経て、徐々に癒していく。何度も何度も動物園は廃園の危機を迎える。少しネタバレになりますが、ある危機を迎える場合で、実は妻が8万ドルの遺産を残していた(主人公の兄が、こんな事も見通していたんだね)という場面があるんですが、そこで泣きそうになりました。で、息子との確執。でも本音で語り合う間に次第に関係は修復していく。実は一番傷ついているはずの娘ロージーがベンジャミンを元気付けるというシーンがまた感動的です。グロい絵ばっかり書いていた、息子の絵が実は最後の最後でいいアクセントになっている。
そして最後の最後で主人公と妻が出会った店に行って、なれそめを子供たちに話シーンがるあんですが、そこで回想として出る妻の笑顔を見て観客はまた号泣してしまう。ただ、昔のようにただMacに保存された画像を見て泣くだけではなく、何かふっきれて新しい一歩を踏み出している姿が印象的です。息子と娘たちと新しい人生、そして動物園の仲間と共に生きて行く。見守っててね、という思いです。
動物園が開演するまでの奮闘劇としても面白いですし、家族の物語としても素晴らしいです。
もの凄く悲しい作品でないけど、本当に感動してしまいました。
ただ、日本吹き替えが東山紀之さんでなければ、本当に完璧だったのに、、。(笑)


