三橋さんの本は何冊も読んでますし、このブログでも何度も紹介してます。で、今回は割と三橋さんの初期の本を紹介します。はっきり感想を言えば「今の方が文章が上手い」という事です。メディアというタイトルが付いているように、メディアに関する問題がコンパクトにまとまっているのは良いのですが、「知ってるよそれ!」という感想でした。例えば、新聞社の押し紙問題。記者クラブや電波利権。やっぱり一番の問題は内容以前に1つの本に詰め込み過ぎたという点ではないでしょうか?やりは電波利権では池田信夫さんの「電波利権」の方が詳細が書かれてますし、今となってはメディアが腐敗していても「まぁそんなもんだろう」という達観的な思いを持ちます。
ただ、一つボクが本書を読んで思った事は「インターネットも万能ではない」という事です。本書が出版された2009年はそれこそ「ネットがメディアを飲み込む」くらいネットに期待されていた時代ですが、今になって見ると「ネットは玉石混交すぎる」と思います。逆に、ネットや新聞よりも旧来の紙の本こそ見直される時代だと思ってます。
本当にメディアを盲目的に信じている人にはおすすめです。
ただ、一つボクが本書を読んで思った事は「インターネットも万能ではない」という事です。本書が出版された2009年はそれこそ「ネットがメディアを飲み込む」くらいネットに期待されていた時代ですが、今になって見ると「ネットは玉石混交すぎる」と思います。逆に、ネットや新聞よりも旧来の紙の本こそ見直される時代だと思ってます。
本当にメディアを盲目的に信じている人にはおすすめです。