最近は、格安SIMの普及によって(スマホの白ロムを買って格安で運用する)という方法は当たり前になってきました。特に、ドコモの端末は多数の格安SIMが提供されていて人気です。ボクもドコモのiPhone5Cがお得的な記事を前に書きました。でも、実はネットで中古の白ロム(新品を含む)を買う時は少し注意が必要です。これを怠ると、お金をドブに捨てます。

●商品が動くかは確認するけど、、。

大体、スマホの白ロムの中古というと、楽天・Amazon・ヤフオク辺りが、有名です。大体の人は買う時に注意するのが「1.稼働品かどうか、傷は無いか」「2.付属品は揃っているか」だと思います。でも動く事と同じくらい大事な事があります。

●ネットワーク制限を確認しよう。

いくら動く端末。ドコモの端末を買ったとしても、ネットワーク制限が×の場合は格安SIMが利用できない場合があります。これは大手キャリア共通で、主に盗難や転売目的での購入を防ぐ場合に利用されています。IMEIと呼ばれているもので、iPhoneなら設定から、Androidの端末情報から確認できます。最悪の場合、赤ロムと言って、ネット回線は使えない上に中古での買取が不可になる可能性もあります。他にも分割で買っているのにまだ分割が終わってない場合等はそうです。ドコモの場合で言うと判定は3つあって、

1.ネットワーク制限○=中古の買取にも出せるし赤ロムの可能性も無い。
2.ネットワーク制限△=中古での買取は不可。現時点で使えるものの、赤ロムになる可能性も。
3.ネットワーク制限×=端末の持ち主が端末代金を未納、もしくは盗難品。中古の買取不可、ネット利用不可。

もしネットで買う場合はネットワーク制限がかかってるいのか確認しましょう。Amazonは返品等が可能ですが、ヤフオク等の場合は相手から何の返信も無い場合かありますので、取引時点でIMEIの番号を確認して調べておく事をおすすめします。

●最近流行の「Xperia Z3 Compact 」の白ロムには注意。

最近、スマホ界隈ではソニーが発売している「Xperia Z3 Compact 」が超人気です。去年の年末に出たのにも関わらず、新品の白ロムで4万円を切っている価格で、さらにスペックも最新という事でもの凄く人気の端末です。白ロムで買って格安SIMで運用を検討されている方もいるかと思います。ただ、最近はドコモも転売目的での購入を敬遠しているようで、ここからが重要ですが、たぶん殆どの新品の白ロムは「ネットワーク制限△」です。ですので、中古での買取は不可です。これには理由があって、ドコモでは転売等を防ぐために、一括購入品であっても購入から数ヶ月間は端末のネットワーク制限を「△」に設定しているわけです。ただ、ここで重要なのがここから「○」になる可能性も「×」になる可能性もあるという事です。

ボクも色々と調べたのですが、一括購入であればドコモショップに持ち込めば「ネットワーク制限○」にしてくれるそうなのですが、その場合、端末の電話番号等を聞かれるという事です。この辺はドコモのサポートに電話して欲しいのですが、そもそも白ロムで売られるという前提ではないようです。

●Amazon、もしくは赤ロム永久保証の店で買うべき。

です。もし白ロムが欲しい場合は、ヤフオクよりもネットショップで買った方が安心です。赤ロム永久保証の店もありますし、Amazonでも出店主によっては保証してくれる店もあります。特に、Amazonの場合は30日以内に赤ロムになったり不具合が発生した場合は、返品をする事が可能です。これは交渉によってではなく、無条件にです。もし返品要求をして3営業日以内に相手から返信が無かった場合は、「保証」を申請する権利があって、間にAmazonが入って仲介してくれます。最悪の場合でも代金はAmazonが保証してくれるので安心です。

ネットワーク制限の確認。

これは重要です。
もし白ロムを購入する機会があれば、参考にしてみてください。